2003 12 12

12 12

heinrich isaac(1450-1517)のmisa de apostolisを聴く。

イザークはフランドル楽派初期の作曲家でオケゲムとジョスカン・
デ・プレの間くらい。で、ちょうどそういう音がする。スタイルも。

で、やはり思うのはオケゲムはかなり特別な、変異体だということで
この前も後もメインの旋律とその他、という考え方と方法が主流に
なっているんだけどオケゲムに関してはそれは極限まで稀薄になって
いる。これは僕の好みでもあるし現代的。

というわけで
ockeghem
requiem,misa mi-mi /the hilliard ensemble

は必聴、です。レーベルはveritas virgin edition。

あ、あと今日juliusっていうmariaの友達がやってる洋服のブランドの
ブレゼンテーション見に行ったら60 soundの音を勝手に使って
いて驚く。というか呆れる。

なので終わった後、音楽担当者に問い詰めると、あの運動に感動した
から使いましたとか言いだして、こういうアホが運動とかいうとホント
体育とかそういうのしか想像出来ないなとか思いつつ説教しました。

盗用はよくない、連絡すれば出来る距離感なんだから許可くらい
とってくれ。そんなに感動したんだったら自分で作ればいいじゃ
ないか、音楽家だったら。などと。
さも自分の音楽みたいな顔して使うのは恥。だよ。と教えてあげたん
だけど伝わってるのかどうか分からない。