2005 03 23
03 23
タワーレコードで
BACH:平均律クラヴィーア曲集第1巻/グレン・グールド
BECK:guero
購入。BECK意外によかった^^:僕が買った理由はただ一つ。久しぶりのアルバムだったから。「大ヒットアルバム”odelay”と同じくダストブラザーズと再び手を組んだ傑作アルバム!」とかいう触れ込みは僕にはまったく関係なくて、なぜならその”odelay”が大嫌いだったからです(笑)。これの中のDevil’s haircutっていう曲をstrings quartettにするという仕事を大学のときにしたんだけど、苦行みたいだった。とにかく僕と触れる部分がまったくないなーここまでヘビメタとかじゃなくて無いのも珍しいな、と思ったんですね。非常に90年代的な音でした。ただ、今回のはイイ感じに音数も減ってギターも引っ込んでて、いわゆるロックのミックスとはちょっと違うしハンドメイドな感触があってよかった。ソングライティングも。アレンジはイマイチなのが多い。ボーカルも成熟した、というか成熟し過ぎて時々スティングみたいだけどよかったす。
でも後半が普通の「ブルースをまぶしたロック」になってしまったのは残念。前半はイイ感じだったのにね。1曲目とかRUN D MCみたいだけどカッコイイ。
平均律の1巻は何で今まで買わなかったか分かった。高校の頃とかに(要するに受験期に)弾いてた曲があまりにも多くて、なんか思い出すんですね。とはいえ僕ももう大人になったのでそういう生々しさは感じないし、当然演奏もいいし気に入ってよく聴いてます。そうそうグールドのCDってタワー安いですね。amazonより安い。このCDも2枚組で1900円だからね。とか言ってるうちにグールドのCDは全部揃いそうな気がしてきた。特にバッハは確実に。