2005 01 31
01 31
新橋で打ち合わせ一件。ひじょーにシンプルに進行、終了。
帰りに表参道で降りてNadiffで「alvin lucier/crossings:lovely music」購入。このCDは簡単に言うとpure waveのオシレーターとアコースティック楽器を組み合わせた3曲が収録されていて、えーとどれも徹底的に楽器とオシレーターの干渉、対置と混合が色々な方法で、とはいえかなりドローンミニマルな感じでされているんだけど、うーんイマイチだなという感じです。これはどれも80年代前半に書かれた作品でその時点から(っていうかもっと昔からなんだけど)一つの音、という指向を持っていた作曲家というのは異例だと思うし先見性はスゴイと思うんだけど僕は簡単に言うと応用偏が好きなんですね。創作物全般において。というか創作というのは本質的には何かの応用なわけで、そのベクトルが単一指向性なものに対して冷淡なんですね_僕は。これはホント好みなんですが多分何をやっているかということが説明できるようなことに興味を持てなくて、今回買ったCDは正にそういう感じでやってることは非常に分かる、っていうか分かり過ぎることが醒めてしまう原因なんだろうと。とはいえルシエはある理由で今、非常に興味ある作曲家で探究してるところで結構聴いてます。ある理由とかいうのはよくないな、もったいぶってて。えーとディレイの使い方が好きなのです。
で、Nadiffを出た後LOVELESSをちょっと覗いたもののここはまったく収穫ナシ、というかダメになっているんじゃないかと思いつつ帰宅。途中、キャビアバーグの前田君に会って立ち話。
しかし最近もらった名刺の整理とかしてて誰か思い出せないことがすごく多い。どうなってるんだ僕の記憶力。