2005 01 01

01 01

昼、12時過ぎにマップカメラからCONTAX T3が届いて新年が始まった。
明けましておめでとうございます。昨年はたくさんお世話になりました。今年もよろしくお願いします。ちなみにここ数年僕は年賀状というものを書いていません。なので不義理をお詫びしつつも頂いた年賀状は全て読ませて頂いております。というわけで2005年。ですね。

えーと1.1の日記らしく新年の抱負などを書こうかと思ったのですが、ちょっと長くなりそうなので止めて(笑・ダメじゃん)えーと今年はアルバムを2枚作りたいなと思っています。当初は色々予定もあったのですがとりあえず音を出してから、どういう形で発表するかとか決めます。なのでお楽しみに。それまでは000を胆嚢、じゃなかった堪能して頂ければと。

で、その000ですがお陰様で発売以来、非常に好調な売り上げでタワー新宿のサウンドアート/エレクトトロニカ・ランキングで発売以来売り上げ1位というのは以前書いた通りですが、何故かCD journalのジャズ・フュージョン部門というものでも2004/12/20〜2004/12/26で8位という(笑・なぜジャズなのか、ましてやフュージョンなのかまったく分からないのですが僕の上にはノラ・ジョーンズとケニーGとブランドン・ロスがいます)ことになっていまして嬉しいです。ケニーGとか大っ嫌いですが。頑張ります。ちなみにサイトはここ↓
http://www.cdjournal.com/main/chart/index.php?cno=06&ymd=20041220

あと佐々木敦さんがこのアルバムに書いてくれたコメントもお正月なので披露。これは嬉しかった。

誰が言ったのか?、数学は芸術ではないと。
誰が言ったのか?、計算は創造ではないと。
誰が言ったのか?、物理は神秘ではないと。

誰が言ったのか?、人工性と有機性は逆立するなどと。
世界を司る論理と、世界を造り出す思考との、果てしなき鬩ぎあい。
そこに美は生まれ得ぬなどと、誰が言ったのか?
厳密さと精確さは、計算可能性は、エモーショナルな感動と、けっして矛盾しな
い。
音は数であり物でもある。そのことに思い当たった時、新たな旅が始まる。
誰が言ったのか?、それは音楽ではない、などと。

サイン・ウェイヴ・ルネッサンスを経たクリック&カッツ/グリッチ・レボリュ
ーションは、電子音楽の歴史を大きくドライヴさせた。
その営みの全てを統べる完璧な作品が、今ここにある。

音の粒子と構造の中で、無限の「音楽」が脈打っている。
このアルバムは、まぎれもない「作曲家」=渋谷慶一郎の最高傑作である。

佐々木敦(HEADZ/FADER)