2004 06 07

06 07

夕方、文化村の地下のnadiffに行った以外は終日作曲。
今日は非常にはかどった。
パンニングを厳密に再考してみると、微妙な定位の違いに
よって音色が変わってくることがある。
特に2つ以上の音が重なった時に顕著だ。

最近知ったのだが、大学の頃好きだったマグネス・リンドベルイ
というフィンランドの作曲家は今ではオーケストラのための協奏曲
を連発して作曲するような分かりやすく反動的な作曲家になった
ようだ。
IRCAMでやっていたような音響合成や、特殊奏法のレイヤーに
よって通常のスピードとは違ったベクトルで進んでいく、非常に
テンションの高い時期の作品、例えばURなどは面白かったのだが
多分実験の時期だったのだろう。