2003 09 28

09 28

夕方、シゲ(猫)がベランダから外に脱走した。

家はマンションの1Fなんだけど下が駐車場の出入り口になってる
関係でちょっと高くなっていて丁度、中2階みたいな高さのところ
にある。

これは完全な1Fじゃないのに下に誰も住んでいないから夜中も
音をバンバン出せる(特に低音)っていう意味では非常にいいん
だけど、家のベランダと隣の間には侵入防止と多分緑化計画の成果
だと思われる植え込みがあって、ここは外からも家のベランダから
も入りにくい死角(使いかたあってるかな。間違ってる気もするけど
先に進みます)になっていて今日、そこにシゲが飛び降りたんですね。

勝手に網戸開けてベランダから飛び下りたんだと思うんだけど、
結構深い植え込みでベランダから見てもゴソゴソ音がするだけで
どこにいるか分からない。

で、問題はそこから一般道には降りれるわけでもし降りたら確実に
車に牽かれて死んじゃったっていうことになる。と思う。
なので僕はかなり必死で結局ベランダから植え込みに飛び降りて
強引に手探りで探しあてて捕獲しました。

その後、家で使ってるLOREALのプロフェッシャナルシリーズの
すごくいいシャンプー(岡本さんというLOREALの女性がmaria
に送ってくれているのだが非常にいい。です。僕もmariaもヒドイ
クセ毛なんだけどかなり改善された)で全身洗ってあげたらアラ
不思議、ミンクの手触りになりました。

後は作曲の続き。という感じです。

そういえばキーボードマガジンが家に届いて読んでたらロバート
ワイアットのインタビューが3Pもあってびっくりした。
僕はソングライティングのセンスと声にやられてるし、特に
リズムマシンとピアノと声みたいなすごく小編成、これ以上何も
削れないし、足す必要もないっていうless is moreな音楽には
常に憧れている。
at last i’m freeみたいにずーと好きな曲もあるし。

で、インタビュー読みながら久しぶりに聴き返してみたんだけど
アルバムの中の半分くらいを占めていることが多い、あの異様に
明るい楽曲群はやはり狂ってると思う。

これは狂ってるのが悪いとかいいとかいう問題じゃなくて、そんな
こと言ったら僕だって十分狂ってるし躁も鬱も振れ幅が大きすぎて
対策にヨガでもやろうかと思ってるくらいおかしいやつだけど
ワイアットのあの異様な明るさとそこに潜む孤独と狂気は例えば
シューマンのピアノ曲や歌曲にすごく近い。と思う。

僕は昔(高校生の頃ね)ワイアットのその部分が妙に恐くてとばして
聴いていたのを思い出した。今は聴けるけど。