2009 02 19
02 19
昼間は夏木マリさんが家にナレーションの録音にきて、夜は池田亮司さんと食事というコントラストの強い日。
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夏木さんは大学生の頃に彼女がやっている印象派というシアトリカルな作品の音楽プロデュースとかアレンジやってたときから知ってるんだけど、随分久しぶりで変わってないなーという印象。
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夜は19時からet-sonaで池田さんと食事。二人で食事するのは初めてだったんだけど非常に楽しかった。
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mariaのことがあったときにすごく心配してくれて、メールで励ましてもらっていたりしていたんですね。すごく親しいというわけではなかったのにメールが来るのが早くてびっくりしたのを覚えているんだけど、やはり創作して生きている人というのは世界の孤独と向き合っているから、僕が今も続いている死にたいくらいの、本当にスレスレの孤独というのを分かっていると思うし、そういうアーティストがいてよかったと思う。
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作っているときというのは自分しかいないからその孤独を知っているかどうかというのはすごく違う。本当の痛みというのは自分のも人のも実はそれほど変わらなくて、忘れられないくらい深い。
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僕もあれから人の痛みのために出来ることは可能な限りしたいと思うようになった。それは時間のあるなしの問題とかじゃなくて、そういう時間もとれないような状況に埋没しているクリエーター。には確実に限界がある。
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音楽の話もたくさんしたし、本当に色々なことを話したけど詳細は略で。いつか公開で話すことがあるかもしれない。やり方も考え方もすごく違うけど、僕にとって違うということはすごく重要で、共感する部分もたくさんあった。
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次のアルバムがピアノソロっていうのはすごくいいと思うと言われたけど僕もそう思う。
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気がついたらワインもかなり飲んでいて27:30。つまり8時間半(!)も話していたことになる。モートン・フェルドマンの最後のストリングスカルテットより長い^^: