2006 09 17

09 17

musimissile翌日。台風で飛行機が欠航したりしてる。
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12時からfilmachineのギャラリーツアー。これは僕は発案したもので、かねてから懸案だったLEDナシの完全暗転バージョンをやってみたいということで。
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僕は作品に慣れているから乱数で組まれたランダムな足場でこけたりはしないけど、実際室内灯が暗かったときは襲いかかる音に後ずさりしてこけたりするスタッフや来客がたくさんいた。なので完全暗転バージョンでは真ん中に集まって床に座って動かないで聴いてもらうことになる。
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このほうが音に集中できるのは確かだが、これを作品の最終的な状態にしなかったのは1)人数制限が必要になってその都度一定時間動き回れないという一人称的空間になってしまうこと、2)完全暗転や目隠しといったある種の神秘性(これは一人称的空間とパラレルだが)は回避したいから、ということが大きい。
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音の動きに制御されるLEDは現状、音ほど動きが速くないという欠点はあるものの明度が保証されることと目を瞑るという選択肢を生むことができる。目を瞑って残像と音を感じることもできる。
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とはいえ暗転バージョンは僕も久しぶりに体験したんだけどなかなか新鮮だった。特に平面の動きの関係性が目に浮かぶように分かる。
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終了後、池上研のksk達が来ていたのでエバラ君、阿部さんと1Fのイタリアンで食事。阿部さんオススメの生ポルチーニを食べる。
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その後はエバラ君と進行中のプロジェクトの打ち合わせをしたり、ICCのネット中継に池上さんが出ているのをチェキったり。
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ICCのシンポジウムについて思ったことは、
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公開のディスカッションから何かが生まれるかということはともかく、テーマが広大な場合は似たような知っている同士を集めたほうが面白いしフォーカスするならその逆、異分野の知らない同士のほうが面白い。つまり普段と逆にしたほうがいいんじゃないかと。
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例えばコネクティブとかオープンというテーマは世界平和とかと同じように非常に広大な部類に入るので、人選はフォーカスしたほうが有効なのではないかと思った。あとambient TVの女性は論旨が大雑把過ぎ、しかも会場で騒ぎ回る自分の子供の面倒をみながらなのでシンポジウムには参加したりしなかったりするというパフォーマティブと言っていい態度というか姿勢というか方法はかなり疑問。
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その後はかなりすごい台風が襲ってきて外に出れず、filmachineの録音も風、雨の音のため出来ず。少し雨が止んだ隙を見つけて、阿部さん、エバラ君、伊藤君と食事に出かけたのですが
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阿部さんの運転で走ってる車が台風で横滑りするんですね。で、おおすごいスリルだあとか言ってたらもっと大きなスリルが待っていまして、これは風のせいではないと思うんだけど対抗車線に入ってしまってバスと正面衝突しそうになりました。すげ。
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僕は死ぬかも、とかうわーこれはマジでやばいという瞬間に爆発的にバカ笑いしてしまうというあまりテレビ向きではない癖があるのですが、今回もバカ笑いしました。
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が、こういうときに相互のクラクションが鳴りまくる、というときは事故には至らず、正面衝突するときというのは無音でおこるらしいのですね。で、今回は全くの無音、4’33″のような無音(←バカ)だったので状況的にはやばかったのでしょう。伊藤君は非常に静かでした。
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で、街を見渡すと台風を警戒してコンビニまで早々に店じまい、到着した中華も20:30の時点でラストオーダーという厳戒態勢で、さっさと食事を済ませてYCAMに戻りfilmachineの録音を検討するもやはり電源不安定の問題などもあり中止。阿部さんに車で送ってもらってホテルへ戻りました。
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がこの時点で23時前。完全に夜型の僕とエバラ君はホテルの部屋でじっとしていられるはずもなく突風の中、市内を散歩しました。
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が、これは比喩ではなく開いている店が一つもないんですね。かなり距離の歩いたのですが。仕方なく唯一開いていたコンビニで酒など買い、部屋に戻って28時くらいまで飲みました。