2006 05 20
05 20
新宿の紀伊国屋で以下購入。
・ratio 01号
・未来への帰還―ポスト資本主義への道/トニ・ネグリ
ratioは講談社が出した「イタリア現代思想」的な空気漂う珍しいタイプの雑誌で、郡司ペギオ幸夫さんの対談が読みたかったから。郡司さんの対談は最近読む限りどれも面白い。質性、というのは音色に近いのではないか。トニ・ネグリはマルチ・チュードの前にという感じで。
しかし僕の行動範囲に関して言えば新宿と渋谷の文化発信力というか情報力は開きつつあるなーという感じ。例えば新宿の紀伊国屋は典型的な古い本屋だけど更新されているというか在庫も店員の知識も豊富だし甘えていない。渋谷の本屋と言えばbook 1stと啓文堂がかろうじてあるくらいで後は雑誌とビジネス書の専門店だし紀伊国屋に至っては悲惨だ。CDを買うにしてもdiskunionの中古センター、アヴァンギャルド館はオリジナリティーと熱気に溢れていて同様な空気はタワーの9Fにも感じる。男の服に関しても(女の子のはちょっと違う気もするんだけど)伊勢丹とバーニーズを見れば大体事足りるし。すごーい昔に何かのドラフトで1日の出費量が新宿と渋谷、原宿、池袋などではダントツで新宿が高い、という話題というかデータが出たことがあって、これ何のドラフトでしかも何でそんなドラフトに参加していたのかも思い出せないんだけど(笑)まあ確かに。という気がする。あれ?何の話だっけ。あ、新宿で本を2冊買いました、ということでした。