2006 04 17

04 17

第三項音楽進化論2回目。の日。

ゲストの佐々木敦さんと15:30に門で待ち合わせて一緒に池上さんの研究室へ。今日の講義の進行などについて話したり。講義は佐々木さんに第三項音楽に至る電子音楽の流れを話してもらってその後に3人で。佐々木さんから質問や提案が出てそれに僕たちが答えるというかたちで話が進んでいったけど佐々木さんの問いが的確かつ明解なので、第三項音楽とは何かというやっている自分たちも把握しきれていない問題もある程度明らかになったと思う。把握しきれていないというのは、過程においては当然で実際にICCやYCAMでの発表やインスタレーション、CDなどプロジェクト単位で作ることに邁進しているので、どこに自分たちがいるのかということには無自覚だったりする。ある方法論やコンセプトは仮定でしかないし変わるためにあるようなものだから置き忘れた問題というのは結構あるもので、その辺もこの講義で考えていけたらと思う。質問も多発で延長して終了。この日の対話は近日、第三項音楽進化論のblogでpod castでupするのでお楽しみに。

終了後、佐々木さん池上さんなど大勢で駒場の魚屋(また名前失念)で打ち上げ。17歳の天才少年服部君も参加。服部君は本條君と知り合いだったらしく最近ATAK好きだということが分かったらしい。しかし驚くべき事にこの打ち上げは4時間を有して盛り上がり誰もが相当量を飲んだと思う。僕も明らかに酔っぱらってたし佐々木さんは酒が強い。で、このときの会話は何度も「書かないでね、まじで書かないでね」と言われたので書かないし書けないようなマズさも備えているんだけど、ある種共通した誤解のされ方をしているという認識は一致してました。いや、非常に楽しかった。