2002 09 26

09 26

今日はやることがたくさんの1日。ということは分かっていた。
昨日の時点で。

まず、14時過ぎに高橋悠治さん宅を訪問。多分4年振りくらい
だと思うんだけど、ちゃんと場所を覚えていた自分に驚嘆。
僕はとんでもない方向音痴の上に最近では物忘れもひどいからだ。
最初に行ったときは確か楽譜を借りに行ったんだと思う。
悠治さんの曲の。
僕がまだ芸大にいたころ青山のBLUE(もう何年も行ってない)っ
ていうクラブで「おまつりサンプリング」っていう変な名前の
イベントをオーガナイズをして、それが僕が初めてオーガナイズ
っていうものをしたときのことなんだけどそのイベントはB1Fの
ラウンジに300人以上(行ったことがある人ならびっくりだと思う
けど)が押し寄せる大成功(興行的にはね。聴く環境としてはしん
どいし、迷惑かけたと思う。終わった後、わけわかんないオタクっ
ぽい男に「なんだ、この込み過ぎは」とか言われたし。)で、
そのときクラブでミュージシャンを呼んで僕の曲と悠治さんの曲
をやった。そのために楽譜を借りに行ったことが何度かあった。
悠治さんとは今年の8月にホントに久しぶりにワタリウムのカール
ステンのイベントでラップトップ・デュオでライブやったけど、
そのときも50人以上は入れないとかいう盛況で、ぎっしり体育座り
とかして聴いてる人達をみて数年前のBLUEを思い出したりしてた。
ちょっとだけだけど。

悠治さんにATAKが申請する書類の推薦を書いてもらうのが訪問の
目的で、ささっと書き上げて(実際には下書きの後)もらった後
しばらく談笑。mariaは初悠治さん宅だからキョロキョロしてる。

その後、北千束に向かってアーニス・サウンド・テクノロジーズ
っていう立体音響の研究をしている会社に行く。
アーニスの小林さんは最近知り合った、昔KORGのポリシックス
(っていうバンドもあった気がする)っていうシンセを作ってた
プログラマーで、立体音響に関する研究で特許も持っている、
スペシャリスト。パンニングに関する興味深いアルゴリズムを
見せてもらう。

で、一回家に戻って食事。鰹を食べる。

その後、間瀬さんとremix誌編集部へ。プロモーションのお願いへ。
普段僕は行かないんだけど今回は音楽誌ということで一緒に。
編集の加藤さんは非常にナイスガイ(アイスガイっていうアイスを
去年の夏たくさん食べた気がする。パピコがでかくなって1本に
なったようなやつだで特にmariaはよく食べてて待ち合わせとかすると、
アイスガイをチューチューしながら来るから体の一部のようになって
た・笑)で、僕が調子にのってベラベラしゃべり(書けない。
面白いしホントのことなんだけど、間瀬さんは2回凍ってた・笑)
加藤さんも絶妙な切り返しを見せたりして盛り上がる。
remix誌はもらった最新号を見るかぎり、批評的精神とユーモアが
同居していて(ヤミクモに批判的なライターとかは困る。殴りたく
なるからだ・笑)キワドイとこも正直に突っ込んでいたりして
面白かった。
僕は音専誌は殆ど読まないから知らなかったんだけど、腰湯のあいだ
熟読して堪能した。ので、12月アタマ売り掲載のslipped diskの
インタビューはかなり面白くなるだろう。加藤さんからもインタビュー
では無茶しましょうね。っていう心強いメールも届いてる。

その後、cafeで間瀬さん、mariaと12月のexchangeについて打ち
合わせ。exchangeは今年の4月にmaniac loveでスタートした隔月
のレギュラーイベントでslipped diskはレギュラーでライブ出演して
いて、まー僕はホントにリハとか練習とかキライだから、このイベント
でライブを重ねることでslipped diskはいまやライブバンドって言って
もいいくらい(大袈裟かな)スキルアップした。
ライブではかなり僕達はハードでテンション高いから、明らかにとん
でもないとこまで逝っちゃった人とかも見れて、僕は楽しい。し、
嬉しい。
12月のexchangeはslipped diskのファーストアルバムATAK001の
リリースパーティーなわけで、結構いろいろ懸案もあって。
結局、結論は出ないまま解散。

僕は帰るなり床で寝ようとしてmariaに諭され、ベッドへ。