2003 09 30
09 30
退屈な日。
昼間作曲して夜、museeから招待状をもらっていたデレク・
ジャーマンのwar requiemの試写に行き、帰ってきて作曲の
続き。
と言ってもデレク・ジャーマンが退屈だったというわけでは
もちろんなくて、なんかリズムというかそういうもんです。
退屈だったのは。
war requiemは異色作だと思う。
他の作品同様、映像はすごくすごく美しい。
特に僕はフェルメール好きだから、明らかにその引用というか
影響というか多分その中間のように挿入されるトーンの散布には
クラクラ来てしまう。
ただ不思議なのはなぜ、ベンジャミン・ブリテン作曲のwar requiem
なのか。ということでこれはブリテンとテノールを歌うピーター・
ピアーズがゲイだからとかいうことを抜きにすると不思議。
すごく掴みにくい音楽だし、そこまで没入出来る音楽かというと
かなり?な感じだ。
多分の詩の問題は大きい気はする。
ちなみに僕はデレク・ジャーマンだとエドワード��がすごく好きです。
僕の中にあるゲイ的なリピドー(笑)の原点は高校生の時に見たこの
映画の中にあると言っても過言ではない。気がする(笑)