2006 09 18
09 18
東京に戻る日。次にfilmachineを観るのは展示が終了した次の日になる。なので今日はたくさん写真を撮っておいた。
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そういえば一昨日のコンサートに合わせてNHK放送技術研究所の方がfilmachineの視察に来ていたので、お会いして色々説明しながら聴いてもらったんだけど技研でもこうした試みはないらしく非常に驚いてた。Huronによる立体音響の実験をしていることは知っていたので色々話せて面白かった。
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やはり作品をつくりながら分かってくる知覚の問題は0地点から始めるスタティックな研究/実験では分からないことが多いらしい。スタティックな方法に関する素朴な情景はアートの側に根深く存在するある種のトラウマだが、実際の科学や研究、実験に接近するとそれは情景でしかないことが分かる。作る過程で分かることほど複雑で記述する方法すら見つかってないことが多い。
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今日は午後から久保さんにお借りしたすごく高級なバイノーラルマイクでfilmachineをサラウンド録音。マイクが四方についていて全方位録音できる。録音したものをYCAMの中で5.1サラウンドで聴いてみたのだが音は驚く程ハイファイで記録用途には申し分ないクオリティだった。しかし立体音響をリリースする、というにはモノ足りないのも事実でこれはペンディング。
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filmachineのリリースに関してはサンレコ誌の國崎さんも協力してくれていて、立体音響をヘッドフォンでのみ聴けるCDに、という課題は今年後半の大きなサブジェクトになりそう。
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19時の飛行機でエバラ君と羽田へ。飛行機の中では座席3つに横になって爆睡。リムジンバスで渋谷へ。
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疲れてたみたいで早めの就寝。