2006 08 03

08 03

昨日の深夜からLEDプログラミングの真鍋大度君が復帰したので今日は終日LED関係の作業。音はあまり進まず。
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filmachineはタイムラインがかなり厳密で、これはサウンドを中心としたインスタレーションにおいては構成は完全にfixして時間軸の操作を徹底的にやるのが最適と考えてのことです。が、LEDは現状、そうしたコントロールというか構築に対応することは少ない。
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静的な光のオブジェ、もしくはインタラクションつまり音や動きなどに外的なファクターに対する反応系の操作がほとんどだ。
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こうしたタイムラインの希薄さはプログラムに使われることが多いmax/mspの特徴をトレースしている。今回も各スピーカーのdb値に対応したLEDの反応の変化というのはベースにあるのだがそこに音に対応したアトラクターによる光の動きや自律的な光の運動を重ねていくため
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タイムラインに沿って常に複数のプログラムが作動していて時間軸によって実際に現れるものが異なる、ということをやっている。これはつまり現在のLEDというメディアにとっては非常に複雑な操作だ。実際、真鍋君もこんなに細かいプログラムは書くことがないと言ってた。
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ちなみに音に対応したアトラクターというのは音がラングフォードのアトラクターによって三次元で運動していた場合にはLEDもラングフォードを使いつつ、実際の知覚に対応させるためにある部分をマスクしたり、変型したりということです。
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色々試行錯誤。朝6時まで。僕はその後少し残って作曲の続き。