2006 02 09
02 09
えーとみなさまとっくに署名してると思いますが。
http://www.jspa.gr.jp/pse/
これはあまりにも下らないというかあり得ないので規制緩和されるとは思うんだけど万が一されなかったら(略
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パリ4日目。最終日。
朝からmariaと美術館とか買い物とか。古いほうのオペラ座で今晩、ウィリアム・フォーサイスがやるというのを一昨日知って、まず最初にチケット買いに行ったら一番安い席が残っていて歓喜。何と7ユーロ(1000円くらい)。ウォルターにはお世話になったから彼にプレゼントしようと3枚購入。その後色々流れてchatreの辺へ。この辺は結構好きでマレもいいんだけど、何となく雑然感がしっくりくる。多分僕は雑然とした街でずっと育ってるから洗練され過ぎてるのも何もないのも違和感あるんだろうな。
で、朝食べただけで動き回っていたら二人ともすごい空腹に襲われて、chatreのレストランへ。今回の旅初めての豪華な外食。夕方から白ワイン飲みながらオイスターのセットやコースで、ラパン(うさぎ)など。うさぎ美味しい。だけど、今日はウォルターにパリのCD shopに連れてってもらう約束していたので食後コーヒーも飲まずに(時間過ぎてたから)急いで家に戻る。
ウォルターの家には在仏の映像作家・yuki kawamura君が来ていて初めましての挨拶と談笑。マドリッドが危ないから気をつけてくださいと言われる。
その後、ウォルターとmariaと3人でCD屋巡り、binbo towerとwaveに行こうとするもwaveはクローズしていたのでbinbo towerへ。非常にマニアックの店で、日本で言うとなくなっちゃったクララオーディオアーツと昔のアールヴィヴァン(お、古いな僕)を足したような感じ。サウンドアートからノイズ、電子音楽、即興、現代音楽まで幅広くてATAKのCDも置いてある。大量にATAKのCD全タイトルを追加納品させてもらいました。なのでbinbo tower行けばありますよ。ATAKの全部>在仏のみなさま
その場で取引出来たんだけど、これ非常に効率良くておかげさまで僕はツアー中、日本円を換金することなかったです(笑・カード多少使ったけど)。ギャラと会場での物販と納品で、生活するという旅芸人のような生活で、ただ今の円安、ユーロ高を考えるとユーロでもらったものはなるべくユーロで使ったほうがいいわけで。で、納品した後CD見てたら
Cornelius Cardew piano music 1959〜70 John Tilbury (MRCD29)
という見たことのないCDが。ティルベリーの弾くカーデューの前衛時代のピアノ作品集。これは買いだな、と思ってレジに持っていったらATAKのCDがこれよりも高く売っているのをみつけて(笑)、トレードでと交渉したら成立してATAK000と交換しました笑
その後、mariaとウォルターと3人でオペラ・ガルニエへ。会場は超満員でガルニエでフォーサイスを見るというは得難い体験は素晴らしかった。オペラ・ガルニエは新しく出来たバスティーユのオペラ座とは対照的な古典的なオペラハウスでそこであらゆる意味で完全に現代的なフォーサイスのダンスは見事なコントラストで、途中クラシックバレエに対する皮肉?ともオマージュとも思えるような演目もはさみつつ、最後はミニマルなピアノ曲と群舞による長めの演目で終わったとき僕は声が出なかった。生命のような複雑さ、というのは非常に常套的だけど。
終わった後、ウォルターに夜のルーブルを案内してもらったりした後、歩いてレアールまで。僕がレアールが好きだと言ったら若いなあとか言われたけど、ここにLEONっていうムール貝のファミレスみたいなのがあって、僕が初めてパリに来たときに全然お金無かったんだけど、そこで食べて美味しいなーと思った言ってみれば思い出の店で最後に行こうと誘ったわけです。で、LEONでは最後の夜を3人で楽しく過ごして、日本とフランスの音楽事情とか色々話してメデタシメデタシ、のはずだったんだけど。。日付変わってから大変なことが待ってたのですorz。。。。