2004 05 06
05 06
朝の9時過ぎから造形大学でサウンド・ワークショップ第2回目。
今回からhyper prismを使って作品を作っていくんだけど、
最初に何も素材がない状態では始められないので僕がaiffデータ
として用意してきた素材は以下の3つ。
・Bach:sonata no.1 BWV 1001 in G minor
from sonatas and partitas for violin solo
・John Cage:Prelude for meditation
・John Cage(reading)+David Tudor(music)
:Indeterminacy
こういう風に素材を提示したりすると「やっぱりバッハからケージ
という流れに何らかの意味があるんですか?」とか聞いてきたり
するチューボーがいるのだが当然大した意味はない。
しいて言えば
・バイオリンだけの音がするサウンドファイル
・トイピアノ(だっけな?)だけの音がするサウンドファイル
・声とノイズ、ピアノなどによるサウンドファイル
という3つの違った傾向の音を上げておけば、音の特色とか加工した
ときの変化の傾向とeditの方向性の違いを実感できるのではないか
という予測に基づいているだけで、ただこの予測は個人差によるところ
が大きいし「これらを使ってもよいし、自分だけの音だけでも、混ぜて
もいいから最後の授業(確か6/3)までに3分の曲を作れ」と言って
あるので、使わないという可能性もあるのだが、まーどれもイイ音楽
だから触れて損はないだろう。
というわけで簡単にソフトの使い方など説明したりした後は各自
作業。あ、あとCDも多少聴かせました。それは以下
・fennesz:endless summer(ギターを取り込んだサンプルとして)
・thomas brinkman:mexico(声をブッタ切ったサンプルとして)
・gunter muller:eight landscapes(フィールドレコーディング
の熟達したサンプルとして)
生徒諸君にはブリンンクマンが好評でした。
その後、授業にもぐってた西尾君といつもお腹の調子が悪い中村君
と学食でカレーを食べながら話した後原宿へ。
15時からtricoの佐伯君と6月にやるインスタレーションについて
打ち合わせなのです。
打ち合わせは1時間半くらいかかって(とはいえ後半の30分くらいは
雑談なのだが。佐伯君がクラシック仲間を欲しがっているので仲間に
なりました)終了。帰りにtricoの2Fで売ってた「時は金なり時計」
という貯金箱付きの白いシンプルな掛け時計が欲しくなる。
その後、dior hommeの表参道店を初めて覗いて内装のヒドさに驚く。
これはSANAAが内装までやっていないというのは聞いていたんだけど
ほとんどビンキー&ダイアンとかセシルマクビーとかルナ・マティーノ
とかいう感じで(どれも全然違うけど)良くなかった。照明も。
その後歩いて渋谷へ。途中タワレコードのグレン・グールドフェアで
Bach italian concerto etc.を1350円で購入。これも非常に良いです。
やはり全部買ってしまいそうだなー。
その後帰宅。仮眠の後作曲、編集。