2003 11 19

11 19

明日がsonyの曲の締めきりなので今日は12時くらいから
ずっと作曲。機械状無意識(笑)でずっと続く。

完成形を規定しないで音を重ねたりprosessしたり削ったり
磨いたりするという以外に僕の作りたい音楽は出来ないので
どんなに時間がなくても形式を先に決めるようなことはしない。

なので完成するまで自分が何をやっているのかあまり分からない。
現代音楽をやってたから構成がきっちりしている、とか緻密だ。
というのは僕の場合あてはまらない。です。
そういう人ももちろんいるしいっぱい知ってるけど、
全部捨てる。結果を聴く。直す。ということの反復から偶然の
ように出来たものにしか興味が持てない。これは何度も書いてるけど。

ま、とにかくずーと作曲してました。

夜、夏に出たアルバムで1曲プロデュースしたACOのライブが
新宿のリキッドルームであるので抜け出して見に行く。

悦びに咲く花。は僕がここ5年間(いや、もっとかな、もっとだ。
その前が思い出せない)で買った唯一のJ-popのCDで、タワー
レコードで偶然流れていたのにワシ掴まれて買ったんですね。
その場で。
声とかリズムの外し方、いわゆる「ロイクな感じ」(笑)から遠い
ということとか非常に貴重だと思うし、一緒に仕事をしたのは
面白かった。

liveは澤井君もがんばっていて面白かった。
残念なのはハイハットやスネアといった記号としてのビート。
がないと踊らない<ファン>の反応で、でもまー仕方ない。
そんなものだ、とも思う。

後半、どんどん歌がよくなっていった。ケイト・ブッシュの
カバーくらいから。

終わってからACO、澤井君、サンレコの細川さんと会う。

帰宅後、作曲の続き。