2009 09 09
09 09
昼から某所であるプロジェクトミーティング。
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恐らく今月か来月には発表できるかと。が、全くまだ書けません。
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久しぶりにロータスのランチを食べたりサイデラに行ったりしたのですが、この辺はいいですな、やはり。道に対して人数が適正というか。
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えーと、そうそうATAKのwebチーム、というかそもそもこのwebサイトも彼らの仕事なのですが
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セミトランスペアレントデザインの初の単独エキシビジョンがYCAMで行われます。必見です。
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これなのですが
http://semitra.ycam.jp/ja/outline/
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「tFont/fTime」とは、「時間フォント/フォント時間」をあらわし、フォントが時間によって変化していくプロセスを視覚化する新しい発想から、文字デザインを探求するこころみです。
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ということで、つまり時間発展とオリジナルフォントというあり得ない組み合わせのインスタレーションなわけで、
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えーと僕は一部の例外を除いてグラフィティーアートとかグラフィティがやっぱストリートだよねリアルだよねとか言ってるようなお子様というかおばかちゃんが苦手なのですが
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それの対極と思って頂ければいいのではないでしょうか。とか言いつつ僕もセミトラの田中君もストリートカルチャーに歪んだ愛情があるのですが(ちなみに阿部さんも笑)
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それはそれとして、この展覧会は楽しみです。ちなみにこれがメンバーアー写なのですがhttp://semitra.ycam.jp/ja/profile/
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右上の一件ジブラのような人が田中君で実際は全く似ていないのですが、ATAKのCDのジャケのデザインは彼によるもので、毎回僕の面倒くさく抽象と具象の間を彷徨うオーダーに回答を出し続けている奇跡的なデザイナーです。
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で、左上を見ると、あ、見ちゃいけないものを見た
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というか完全に狂っているように見える人がいますが、彼がこのATAK webサイトのシステムを構築している天才プログラマーで、
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実はこのサイトのリニューアルも少しづつ進んでいるんですね。日記のコメント欄などに顕著かと思いますが、実はドラスティックな変化が起きようとしているのです。
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で、ですね。
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このセミトラ展の開催期間は2009年9月19日(土)– 2010年1月10日(日)なのですが、その間に以下のようなインスタレーションを発表することになりました。
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sound tectonics #8 / installation
渋谷慶一郎+evala 新作サウンドインスタレーション
‘for maria installation version’
2009年10月1日(木) – 2010年1月31日(日)
山口情報芸術センター 中庭A・B
YCAM ホワイエ両側の、ホリゾントによる特殊な音響で知られる中庭に、実験的に加工されたピアノのサウンドによるインスタレーションが登場。最高水準の技術によって録音されたベーゼンドルファーのサウンドが、コンピュータによって多様に加工・解体され、音像の移動や空間構成が複雑にジェネレートされます。斬新なピアノサウンド表現によって新たな空間を体感することができます。
主催:財団法人山口市文化振興財団 企画:山口情報芸術センター
後援:山口市、山口市教育委員会 協力:YCAM InterLab、ATAK
www.ycam.jp
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これはアルバムの「for maria」の全オーディオデータが解体、再構築され続けるというもので
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発売一ヶ月経ってないアルバムを解体し続けるという過激な作品なのですが、素材は「for maria」のみつまり僕が弾いたピアノの音のみで、しかし完全に解体、加工、レイヤー、反復などによって再構成というか変型され続けてるので全く別のものにしか聴こえない。
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それがYCAMの中庭の床に地底1mに向って埋め込まれた5チャンネルとサブウーハーつまり、変型された5.1chのシステムで再生され続けるのですが、二度と同じ瞬間は来ない。
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このインスタレーションはfor mariaのマスタリングが終わって完成したときに思いついたもので、すぐにYCAMの阿部さんに相談した後に快諾して実現となったものです。
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僕が今年のATAK NIGHT4で全ての公演が終わった後に、mariaの声がループしているcome with meというslipped diskの曲を再生したのは、YCAMにいるのに彼女がいないということに対する強烈な違和感からで、声だけでも参加させてあげたかったという気持ちからだったのです。
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そのくらい、YCAMに対しては僕もmariaも愛着を持っていたし、何といってもまだ開館する前のプレイベントで初めてライブをやったのがslipped diskだったというくらい、ここと彼女の繋がりは強い。
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だから、ピアノという今までのATAKとも僕とも違う方法でmariaのための音楽出来た後に思ったのは、インスタレーションでも何か出来ないかということで、それはどうしてもやりたかったんですね。
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で、これは着想から完全に固まっていたというかオブジェクトというか視覚的要素は一切ない完全に音だけの作品です。
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阿部さんとはじめとしたYCAMのみなさまに感謝します。
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僕とevala君は9/28~10/1まで滞在して制作するので9/30くらいにいらして頂ければセミトラ展も見れて僕たちもいてfor maria installation versionの完成にも立ち会えるということになります。
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そうだ、our musicというアルバムの最後の曲のタイトルが決まったときに思いついたんだ。だからour musicというかNOTRE MUSIQUEの遠い反響でもある。
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あと、何となくピアノのアルバムだけだとmariaに「こんなの作ってモテようとしてるでしょ。」とか言われてる気がしたからというのも実は大きいんだけど。すごく言われそうだからな。
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僕はきみにすごく動かされ続けている。今も。
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止まり方が分からないから行けるところまで行こうと思っている。思いついたことは全部やろうと思ってる。全て観て聴いてほしい。
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Happy birth day maria
2009.9.11
ks