2009 08 04
08 04
ATAK013が非常に好調な売れ行きでよかった。
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品切れ起こしている店も多いらしいし、amazonもやっと即日発送になったし。
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僕はこのアルバムは売れると思っていた。
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とわざわざ書くのも理由があって、このCD不況の最中に日本では特に知名度があるわけではないアーティストの、しかもロングトラックばかりという作品をリリースするというのは賭けだったわけです。
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ほぼ同じ時期に彼らの10倍は著名なアーティストからのリリースオファーを断ってまで決断したというのは
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内容が良ければ売れる、ということを実証したかった。というのもあるし、実際この作品はマスタリングからパッK−ジまで含めてしかるべきコンディションでリリースする価値があるという確信があったからで
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それが当たっていたというのは、正直ホッとしているし嬉しい。
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気づいている人も多いかもしれないけど、このアルバムの構成は変わっていて、というかそれが僕のプロデュースの意図なんだけど
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1曲目から最後の僕のリミックスに向って、構造化の度合いが増していくというもので
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僕は1曲目を聴いたときにすごくいいなと思ったんだけど、これはドローンとフィールドレコーディングのプロセッシングという意味では決定的な傑作だと思う。
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それが3曲目で僕が参加することによって、より構成感が増していって4曲目の僕のリミックスはほぼ僕の新作なので御存知の通り、かなり細かい構成とレイヤーの構造になっています。
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ちなみに最初は1と3曲目のみで1枚というはずだったんだけど短いので2曲目を作ってもらった。
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ただ、1,3曲目のクオリティがあまりにも高いので結果的に2曲目がかなり難航して何度もやり取りして、何度も作り直してもらったりした。
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そういう意味でレーベル魂な1枚なんですね。i8uは僕はすごく信頼している友達だし。
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というわけで、聴いてみてください。ジャケットのデザインと写真、プリントの拮抗も素晴らしい。
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そいえばシャルティエがこのアルバムすごく気に入ってくれたみたいでメールをわざわざくれた。