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7,8月は連続リリースということになりました。
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ATAK014はMika Vainioのいわくつきの新作でこれについては後述しますが、ITMSをはじめとしたダウンロードのみの発売になります。
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これは初めての試みですが、レーベルとして取り組む必要を感じたのと高音質配信も含めた配信による販売にはCDとは別の可能性がある。
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スペインに行って実感したんだけどヨーロッパはCDからレコードに回帰しようとしている。
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CDのバイヤーやオーガナイザーなど多くの音楽関係者になぜヴァイナルでリリースしないんだ？と聞かれて驚いたんだけど
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確かにレコードのほうが音もよくジャケットのデザインの可能性もあり、DJにも使えてモノとしての愛着を生成しやすい。が、どうしても違和感を感じてしまう。
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単純に言うと人類の進化と逆行していないですか？ということなんだけど
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コピープロテクトやデザインの可能性、不可視なものに愛着を持てるかなどといったデータにまつわる問題は、人間がまだ出会っていなかった問題で、そこには解決するに値するものがある。
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これはレコードを否定するとかなんとかじゃ全くなくて、僕もリリースする可能性は十分にあるし、むしろしたいと思っている。
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同時にCDはもう終わりでこれからは配信、というのは日本やアメリカのような高速回線によるネット環境が前提になっていることも明らかで
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というのも僕は音楽配信の可能性は本質的には高音質配信にあると思っていて、その場合必然的にデータは大きくなるからダウンロードの形式が進化しても安定したネット環境は必須となる。
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が、それはあくまでも例外的な地域での出来事なのも事実だ。
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だからまずやってみようと思う。配信がメインになりCDやレコードがマルチプルになる時代は近い。014はその実験として最初のものになると思う。
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内容はMikaとしては異色です。楽しみにしててください。012,014とほぼ連続リリースは珍しいけど内容良いからな。012はずっと売れ続けていて残部少なくなってきた。