2006 03 30

03 30

非常に忙しい日。

まず14時からtrafficでほぼ二ヶ月ぶりに髪をカット。この前はツアーの前で短くし過ぎたので今回は程々で。小原さんは調子良さそう。この日記を読んで来ているお客さんもいるらしい。願わくばシャンプーした後にタオルとか頭に巻いてうろうろしてるときに会わないよーに。カットはワックスを実際に付けたりしながら丁寧にやってもらって結局16時頃終了。

東横線で代官山まで戻ってgraphでCDジャケットの打ち合わせ。担当の大津さんと久しぶりにサシで。あまりにも久々だったので006と007を渡すと仕上がりを非常に喜んでいてよかった。graphはIDEA誌を作っているということからも分かるようにクオリティに厳しい。実際サンプルでうまくいかなかったときなどの試行錯誤は徹底している。006と007のパッケージはなるべく切り貼りを無くることによってフォルムの歪みを回避しつつ、背表紙はアリで連番の商品共通で使えるという難易度の高い条件を見事にクリアしている。実際背表紙の折りの部分や型抜きなどのクオリティはホントに高く紙質も良いので僕も気に入っている。今日は次回作なので今までとちょっと変わったものとを思っていて色々相談。何タイプか見積もりをお願いして終了。ヨーロッパツアーのことなど雑談。

それから東横線で渋谷に行ってmariaと合流。三ノ輪にあるTシャツの工場へ行って4月にリリースするTシャツのプリント打ち合わせ。プリントのデータは出来ているのでそのプリントアウトや古着のプリント見本など持って伺う。担当の遠藤さんはTシャツ業界では有名な人で多くの有名ブランドのTシャツがここで作られている。

工場はインクの匂いが相当トリッピーで、Tシャツの工場なんてなかなか見れないので打ち合わせの合間にデジカメでカシャカシャ撮影。去年ATAK Tを作ったときは初めてで右も左も分からないという感じだったけど今年は自分でイラストレーター触ったり、タナカ君とタイポについて何回も詰めたりして進歩した部分はあると思う。そうそう、Tシャツのプリントって機械に1枚1枚着せてやっていくんですね。文字の位置とプリントの塗料の種類など決めて終了。おつかれさまでした。サンプルが来週の半ばに届く。工場という場所は非常に居心地が良くて、多分同時に色んな工程が進行しているからだと思う。余計な声とか無駄な思想がない。これと正反対なのが若者や学生が飲み屋で「自分たちのやりたいこと」とかを話しているような状況だと思う。

渋谷に戻って今日の予定は終了。今日はデザインに関する打ち合わせが多かったけどレーベルをやるというのは第一次生産者であるということなので音楽作るのと同様に重要。実際に色んな発見やヒントがあるし今日もあった。みなさまありがとう。