2006 01 02

01 02

mariaのお母さんの誕生日。の日。

最近よく聴いているのはソフィア・グバイドゥーリナとシェーンベルグで、特にグバイドゥーリナは非常によく聴いている。その流れというか何か近親性のようなものを感じてヤナーチェックのカルテットの2番(ないしょの手紙というやつ)とヒンデミットのピアノソナタ1番をグールドが弾いているものも聴いたり。シェーンベルグは高校生のとき買った悠治さんが弾いている新ウィーン楽派全集(今だと1000円くらいで買えるらしい!)をよく聴いていて、非常に躍動的というか運動性に溢れた演奏で好きだ。グニョグニョ動く感じが。よくポリーニのシェーンベルグがいいという人がいるが僕はいまいちピンと来なくてそもそもポリーニでいいと思ったのはストラヴィンスキーのペトルーシュカのピアノバージョンとブーレーズのピアノソナタ2番、ノーノくらいでそれよりも古い、というか古典性があるものに関しては全然良くないんじゃないか、とすら思っている。

グバイドゥーリナは音とサイレンスの配分が非常にデリケートで、しかも音色も含めたコンポジションが徹底し過ぎているくらい徹底しているのが最近非常に心地良くて、飽きない。特に高橋悠治リアルタイムシリーズ1のグバイドゥーリナのアルバムとギドン・クレーメルのオッフェルトリウムは素晴らしい。演奏も含めて奇跡的だ。