2005 06 22
06 22
家から東京大学の駒場キャンパスまでは自転車で5分とかからないのですが、今日は池上高志さんのクラスで茂木さんが授業をするので自転車で行ってきましたー。
到着すると教室は一杯で、neural correlate、Penrose、qualia、anomaly、etcを廻ってすごく刺激的な、というか実際的な現状がゾワーンと拡がっていった。茂木さんの主眼は例外的なモノやコト=anomalyがqualiaを構成する、というかqualiaはanomalyによってのみ引き起こされる、ではanomaryとは?ということなんだなというのはCSLのオーープンハウスの講演を聞いてて思ったんだけど今日はその周辺がより詳細に渡って語られていて面白かった。ちなみにそういうスタンスの脳科学系、認知系の学者を日本では他に知らない。
終了後、池上さん、茂木さん、その研究室にいる学生など大勢で渋谷のBYGに移動して飲み、話す。池上さんからあるプロジェクトのお誘いがあって、非常に面白そうなので即決でやることにした。新しい音楽モデルについて、カオスや運動を音に置き換えること、フーリエではなく非線形で音楽を作る可能性について、など色々話す。しかし池上さんは会うの2回目なんだけどまったくそんな気がしない。ちなみに年も一回り違うんだけどそれも信じられないな(笑)。茂木さんが、人間の種類が一緒だから絶対に合うと思ったと言っていたけど確かにその通りで、これだけテンションが近い人間に会うというのは奇跡に近い。ただ、三分の一くらいは非言語コミュニケーションなんだけど、回りも楽しそうだからいいのかもしれない(–*