2005 06 11
06 11
終日家で仕事。
ところでジムで走っているときに初めて若貴問題というのをテレビで見たのですが、興味深いのは何故貴乃花があそこまでイッてしまったのか。ということですよね。髪型と痩せてやはりハンサムなんだな、ということを置いておけば。で、僕の記憶では彼がおかしくなっていったのは有名な婚約破棄騒動と謎の整体師によるマインドコントロール(これはかなり面白かった。整体師の言うことは聞くけど親の言うことは聞かない、という不思議なフレーズが反復されていてああ名家というのは大変なんだなヨーロッパ貴族の末裔の悲劇を見てるようだな。と思った記憶があります)くらいしかないんだけど、若貴二人の歩み、みたいなのを見て気づいてしまったのは若乃花が貴乃花に勝って優勝して横綱になった取り組み、あれは八百長だったのでは。ということで、こんなことみんな気づいているのかもしれないけどテレビでは何故か(何故かでもないけど)触れないですが、あの当時既に貴乃花は横綱で若乃花が勝つ、というのは実力差、才能、果ては運まで考慮しても不自然なんだけど(ちなみに勝った瞬間の表情も)、もっと不自然なのは終了後の優勝パレードみたいなときの貴乃花の「憮然という言葉が似合わないぎこちない憮然」で現在では完全にデフォルトの表情として定着している貴乃花のこの表情はこのときから始まっているのだな、と納得しました。あー、なんて書いてて、これもジーコ並の常識だったらどうしよう(並の、っていうことはないか)。でも今の話し方とか面白いですよね。常にキレ気味で「はなだまさるさん」とか言ってて。