2005 06 04
06 04
昼間、新大久保の新宿西教会へ悠治さんのトーク&ライブを見に行く。
悠治さんが弾くまわれまわれ糸車を久しぶりに聴く。この曲は何度聴いてもすごく良くて、演奏と作曲の分割線が見えない。その間に即興という言葉が入る余地もない。全てが含まれていてどれもでもない感じ。ちなみにCDになっていないので聴く度に懐かしい。帰りに向かいの高麗美術館で富山妙子さんの展覧会を見る。
夜は20時からcinraというCD-Rマガジンのインタビューを中目黒のspace forceで。cinraのメンバーは非常に若く、今日インタビューしてくれた杉浦君もまだ22才。僕は日頃、あまり自分より年下の人間と話すことがないので非常に楽しかった。インタビューの最後に今の若者やクリエーターを目指す人達にメッセージやお叱りを(笑)というのがあったんだけど、お叱りなんて何もないし僕が言えるとしたら好きなよう勝手にやってくれ。ということだけです。好きなようにやっていること、人を見ることだけが刺激になるし勝手にやっている人だけが人を元気にすることが出来る。ビジネスとクリエイティブの間の軋轢から生まれるなんちゃらなんていうペテンは今は必要じゃないし’98年頃以降からそういう事は全く無くなったと思います。勝手にやること。アートとは何ですか?という問いにはそう答えました。
帰宅後リチャードホールを見ながら夕食。
下衆ヤバ夫とシャレ山紀信はかなり最高。