2003 09 08
09 08
・夜、アカギのライブを見に表参道にあるorbientというクラブに
初めて行ったんだけど有り得ない趣味の悪さにエントランス
入っただけで爆笑しました。
友達の女の子がオーガナイザーやってたりして、以前から話は
聞いてたんだけどびっくりしたー。
金箔みたいなのとか、そうとにかく金という色の使用頻度が
滅茶苦茶高い(笑)。
音も良くないし、ま、これは吹き抜けという構造上仕方ないの
かもしれないけど上に抜けちゃう感じ。ダメンズ(笑)っぽい
人も多数みかけたし、キムケンの弟というものにも初めて会った。
キムケンも3年ぶりくらいらしい。
僕は兄弟いないから分からないんだけど、たまにしか会わない
場合、すごく照れたりしてますね。大概。
あとcomposite/invitationの菅付さんも来てた。
・で、肝心のライブなんだけどボーカル+バックトラックをベース
にハープとパーカッションという編成で30分くらい。
やはりこの組み合わせだとバックトラックは邪魔なんですね。
ハープとベースは当然演奏だから常に歌との関係はリアルタイム
で変化する(平たくいうと合わせてくれるっていうことです)けど
バックトラックは歌に対して強弱もタイミングも変化しない
わけで(当たり前だけどね)、そう考えると
1バックトラックだけでやる
2演奏だけでやる
のどちらかのほうがフォーカシングははっきりする。
リズムによるところが多い音楽(ヒップホップとかブラックよりのね)
をやってるリズム感の良いボーカリスト以外バックトラック鳴らして
ライブやる意味というのはピンとこないですね。イマイチ。
・で、これは近頃っていうかここ1年くらいよく言われてる「ラップ
トップのライブはつまらない」という意見ともどっかつながってる
よーな気がします。
・理由として演奏のようにフィジカルな行為と音との関係性が希薄
だからとか、ま、色々言われてるけど私見では音楽が面白ければ
そういうことは問題じゃやないと思うんですね。
・「音楽は素晴らしかったんだけどラップトップだからイヤだった」
とかいう意見はありえないし、「これがラップトップじゃなかった
らなー」(笑)とかありえないでしょ?
「e-mailじゃココロとココロのコミュニケーションがとれない。
やっぱ会わなきゃね」とか言う人はいるけどね。
・もちろんラップトップのライブと言っても僕みたいにその場で
作っていくタイプのもあれば殆ど決め込んだのを再生。っていう
のもあると思うんだけど、どっちにしろ音がよければ面白いはずで
今どきモーションとエモーションが切断されてることに違和感を
感じるなんて信じられないんですね。
・もちろん反動として、というか揺り戻しとしてやっぱツマミ。
とかやっぱ生。みたいなのは定期的に訪れるとしてもね。
・あ、でもこれはラップトップ擁護とか自分がやってることが
正しいとかじゃないです。全然。
・そいえばちょっと前に書いた敷金に関する裁判の件、結論でました。
とはいえ今はまだ異義申し立て期間。なのでもうちょっと待ってね。
・表参道って平日の夜は非常に寂しい街なんですね。
代官山も同様だけど。共通してるのは街灯が蛍光灯じゃないことで
これはすごくいいと思う。