2007 04 28
04 28
バケーション日記5日目。早朝にプーケットからバンコクへ移動。
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朝7時にホテルのロビーに迎えの車が来て空港へ。朝9:30の飛行機でバンコクへ。飛行機の中では爆睡。
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バンコクの空気が汚いのは有名な話ですがそれに加えて今回は暑い。僕は住んでる街も決して空気がおいしいという場所ではないので全く気にならないのですが、まあそれ以上に活気があるからいい感じなんですね。
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あとやはり僕は観光地というかリゾートよりも都市というか街のほうが好きなようでバンコクに来たら非常に落ち着く、というか癒されました^^:
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これは人心(!)の違いというのもかなりあると思う。プーケットはタクシ−の「日本人からはボッタクったろ」という義務感のような情熱が凄まじくてトラブルもあったしちょっと疲れました。なのでビ−チとゴーゴーバーに尽きましたな。あといくつかの美味しいレストランと。あ、でもゴーゴーバーのDJがめちゃくちゃ上手いのには驚いた。選曲もいい感じのイナタサで、これmixCDだよな?とか話してたら実際に回していたという。
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あ、でバンコクでは早速ホテルにチェックインしてから近辺を散策。大都市になりつつあるサイアムスクエアの裏あたりを歩いた後、カントンという店でタイスキ(これはまあまあ)を食べたりしてから、ワールドトレードセンターという伊勢丹の3倍くらいある巨大デパートとそれに併設されているZENというファッションビルをブラブラ。projectshopというタイのブランドの緑のTシャツをセールで買ったり。1000円くらい。
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その後、以前バンコクに来たときも行ってタイ古式マッサージが物凄く効いたパビリオンというマッサージ屋を尋ねて、古式マッサージを2時間。これはめちゃくちゃ効いた。こんなに疲れている人はやったことないとか言われたけど。
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その後、ネットカフェでメール等チェックした後、カオサン地区へタクシーで。カオサンはヒッピーの聖地のような場所でこの前は行きたかったんだけど行けなかった場所。結構中心からは離れているんですね。20分くらいトゥクトゥクっていうタイ独特のタクシーに揺られて到着。
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しかし今回の滞在で分かったのはこの一見現地ニーズでラフなトゥクトゥクのほうが普通のメータータクシーよりも高くつく、ということです。トゥクトゥクは出発する前に目的地を言って値段交渉するんだけど大体100b〜200b
と言ってきます。つまり300円から600円。しかしバンコクは狭いので大概の場所はメーターのタクシーの場合50bで到着するのです。つまり150円。だからトゥクトゥクは観光ユースなんですね。
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初めて行くカオサンは非常に面白かった。ヨーロッパとアジアの混合というのが本質的な意味で起きている場所ですな。それは売っているTシャツのプリントとかいる人たちを見ていると非常に感じる。いわゆるアジアに憧れるヨーロッパという単純な図式ではなくて、なんて言えばいいのかな、どこでもない場所という感じのセンスなんですね。
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大きな通りがいくつかあってブラブラ歩いたりひじょーにセンスのいいTシャツ1枚450円を3枚くらい買ったりしたり。とはいえバンコクは今日一泊なので夜遊びもしないと!と思って、まずソンンブーンという海鮮の美味しい有名な店に行ったら今日まで休業で明日から開店とのこと。
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なのでタクシーでこれも前回行って美味しかったウォンリー・ランスアンという店に行って食事。ここは中国系のお店でアヒル料理とか多いんだけど全く英語が通じない。前に来たときより少し味は落ちたかも。
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で、食べ終わったら、これも以前行ってめちゃくちゃ音がよかったミニストリーオブサウンドっていうロンドンのクラブの系列店にタクシーではるばる行くもここは2年前に閉店したとのこと。オーバースペックだったのかなあ。音はよかったんだけど。
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なので仕方なく後にしてパッポンへ。パッポンは歌舞伎町のような場所で僕たち4年前に来たときはここの近くに泊まっていたから(激安ツアーだったので)やたらこの辺は詳しい、というちょっとサムイ感じなのですが、まあ賑やかな場所です。
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性転換した子達の売春斡旋所になっているゴーゴーバーがあってここは非常に面白いんですね。人工美の極致という感じで。今回行ったら確実にレベルアップしててビビリました。確実にアベレージが女の子よりも高い(笑)という。
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で、mariaと二人で行ったのでしばらく眺めたり席に女の子(?)をつけたりしてから外に出ると、いわゆるセックスショーの勧誘がものすごい。これは人工美系ではなくて普通の女の子が裸で踊ったりいわゆるマナ板ショーみたいなのをやるらしいんだけどヒドかった。
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まあ騙されたと思って行ってみようということで入ったんだけど、本当に騙されてですな。100bとか言ってのがビール一杯300bとか言い張りやがって、しかも踊っているのは天然マグロみたいなデブスがチンタラ動いているだけでさっきの人工美とは大違いでした。
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で、勧誘のやつとは完全にグルで(当たり前ですが)いくら100bって言われたとか言っても知らぬ存ぜぬで、しかもやっているショーもひどいしボッタクリかよと思ったら怒りがこみ上げてきたので床にビールをぶちまけて退散。なんか後ろでわめいてましたが。
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しかしこういう人工/自然のアドバンテージというか、僕は古典的な価値観としての「処女は貴重だ」とかそういうのが非常に嫌いな人間なんですが、つまり性転換してる子達のお店は営業形態もボッたくりのボの字もないし、ダンスも上手い子がいてしかもかわいい、通常の女の子の店は詐欺ボッタクリ店で女の子の質もひどい、しかしホンモノの女の子だから喜ぶ客がいる、という悪い意味でアホな自然信奉というか人工=フェイクという単純な構造が見えて落ち込みました。くだらん。
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というわけで怒濤のように遊んでホテルに戻って爆睡。