2006 11 11

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Nuendoのボリューム、フェードについて。
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ボリュームの書き方でファイルの端を斜めにしてフェードイン/アウトさせるという方法がありますが、ボリュームラインを書いたほうが確実にいいです。美しい、というか精度が高い。
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32bit floatの良さが十分に引き出されているので最後まで音がかすかに残って消えていく。ファイルの端をいじるやり方だとそれは生かされないようです。フェードアウトで最後にガクッと下がるところがある。
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同様の理由で、ファイル自体のdbを10db以上上げるとニュアンスが壊れることが多いように感じます。
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フェードイン/アウトは音の現れ方/消え方なので一番重要と言ってもいい部分です。無音との境界なので。ここが精密に出来るという意味で32bit floatは素晴らしい。現在の標準は24bitですが明らかな開きがあります。早く32bit floatが標準になってほしい。
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またNuendoとの比較は出来ませんが、しばらく使ってなかったableton Live6のデモをしているのですが僕が知っていたLive5と比べると格段に音が良くなったという印象です。
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相変わらずレベルは入らないですが、complexモードにして付属のエフェクターなど駆使するとなかなかいい、というか付属のエフェクターの精度が非常に上がっているという印象。とはいえ僕が頻繁に使っていたのはLive1や2の頃なので比較にならないですが、バージョンアップ検討しているところです。
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Redux,Vinyl Distortion,Gateはよく出来ているなと思いました。