2006 11 10

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12:30に東大駒場の正門で待ち合わせて池上さんの車でlee君、成田君の4人で武蔵野美術大学へ。
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ちなみに登場人物を説明すると池上さんは東大の池上さん、lee君は空間デザイナーでATAKのデザインをやってもらってるlee君、成田君は東大の学生で僕の駒場の講義の運営をしてくれた非常に優秀な若者。という感じです。
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しかしムサビは遠いですね。美術大学はなぜどこも都心から離れているのか、というのは誰しもが持つ疑問ですが土地がないからでしょう恐らく。が、問題は中心から微妙に離れた場所ということで、
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と、これについて書いていると膨大になってしまうので割愛しますが、言えるのは学校の近くに住んで学校にだけ通うというのは美術大学のように専門家を目指す人にはふさわしいライフスタイルではないということで、あっちこっち行ったほうがいいと思いますね。
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池上さんが運転上手なのにはびっくりしました。安定しているというか、僕は比較的安全ではない運転の助手席に乗る機会が多いので。
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大学についてから学食でカレーなど食べて教室へ。学生のみなさんは非常にマジメで素直な印象。まー僕が行った大学で学生が素直じゃなくてひねくれてんなと思ったのは一つだけですが、ムサビは特にマジメさが際立っていました。反応が少ないから話がウケてないかな?とか心配になったんだけど休憩には質問も来るし、よく見るとちゃんと聴き入っていたし。
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途中、なかなかカワイイなーという学生がいたんだけど、彼女がぺちゃくちゃ隣りの子と話していたら池上さんが「うるさいから話すなら出て行け」と言ったらホントに出て行ったのは面白かった+残念でした+驚愕でした。男だったらモノ投げてたかもしれないですね。
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90分の講義×2コマなので長丁場でしたが前半は僕とlee君が自分の仕事について、後半は池上さんも交えて鼎談したのですが面白かったです。非常に楽しみました。
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インスタレーションとライブ、建築とオートポイエーシス、荒川修作とヘルツォーク&ド・ムーロン、コードとデータ、生命を作ることと音楽のレイヤー性の相似、僕が思うところの複雑系の問題など。
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終了後、車で池上さんの地元(って言葉久々に使ったな)の浜田山に行き、オススメの琉球ホルモンに行ったんだけどここは非常に美味しかった。池上さん、どうもありがとうございました。