2005 07 08
07 08
疲れが少し残りつつ1日中家で作曲。
昨日の講議が面白かったです、というメールをたくさん頂いきました。どうもありがとう。しかしオケゲムは人気あるなーあのCDは何ですか?っていうメールが多い。えーとオケゲムです。ヒリヤードアンサンブルの演奏しているオケゲムはvirginから2枚出てるのみです。ということを繰り返し(って言っても半年振り?1年振りくらいか)書いておくので買いましょう。僕はrequiem/missa mi-miが入ってるCDのほうが好きです。なぜかこっちをよく聴く。
しっかしですね。古楽はともかく問題は非西洋音楽です。僕は必要があって所謂民族音楽と呼ばれるトラディッショナルな音楽のCDを買いに行くことが年に何回かあるのですが、物凄い勢いで様々なカタログが入手できなくなってきていますね。特に大型店でその傾向顕著です。僕は最近流行りの「資本主義の中で戦ってこそさ、生きていく意味があるってもんだよ。それはアートも何もかも全部一緒。」とかいう気概がまったくない、だらしない人間なので敢えて言いますが、やはり売り場に西洋音楽以外の古典音楽を一定のスペース置いておく、というのは必要なんじゃないでしょうか。もちろん売れる量などたかがしれているだろうし、限られたスペースでそんな余裕は無いんだよという論理も理解した上で、しかし例えば「フィリピン」という棚に行くとフィリピンポップスしかない、ということでは困るんですね。で、この困り方とか必要とする力というのは結構強力でそんな人は他にも一定数存在する。そうした、言わば図書館的な役割を放棄するというのはamazonがこれだけ定着した現在、決して得策ではない気がします。売り場、という実際的な場では偶然目に入ることや探す途中での情報や認識の更新が行われていてそれは有意義だと思うので。で、僕は端的に言うとメロディーが存在しないドローンのレイヤーによるゴング合奏のCDが欲しいのですが当然のようにないですね。