Playing Piano Plus with Naruyoshi Kikuchi & Mirai Moriyama

2016

ARTIST: Keiichiro Shibuya + Naruyoshi Kikuchi + Mirai Moriyama

 

PLACE/DATE:
寺田倉庫 本社ビル G3-6F

東京都品川区東品川2−6−10

 

2016年12月4日(日)
マチネ公演 15時開場 16時開演
渋谷慶一郎(Piano)+菊地成孔 (Sax)

 

ソワレ公演 18時30分開場 19時30分開演
渋谷慶一郎(Piano,Computer)+森山未來 (Dance)

 

CREDIT:
出演 / 渋谷慶一郎、菊地成孔、森山未來
音響 / 金森祥之
舞台監督 / 尾崎聡
空間構成 / 涌井智仁

 

主催 / ATAK、株式会社グーテンベルクオーケストラ
プロデュース / 渋谷慶一郎、菅付雅信
協力 / TERRADA、スタインウェイ・ジャパン株式会社、PROUÈS Sellier-Maroquinier、
PATRON、Studio ATLAS
ケータリング/ VEGEしょくどう x ferment books

 

TICKET:
前売り1日通し券 先行発売 10,000円(税別、Peatixにて発売中)
前売り 各回 6,000円(税別、11/11(金)発売開始予定)
当日券 各回 7,000円(税別、前売り券完売の場合は発売しません)
(販売終了)チケット販売ページ

 

COMMENTS:
ここ数年、僕は暮れに一人でピアノソロのコンサートをやってきた。
そしてこの先もずっと一人でピアノを弾いて次の年に向かう、それがずっと続くと思っていたし僕にとっては唯一の大事な習慣になっていた。
しかしこの孤立は奇妙なものだとも思う。
僕の国外のプロジェクトのほとんどがコラボレーションワークだし、THE ENDのような大掛かりなチームで世界中を駈けずり回っていたりもする。
もしかしたら自己確認や習慣だと思っていたこのピアノソロは集団化、均質化していくこの国の状況に対する無意識の態度表明だったのかもしれない。
ピアノは鏡のようなもので、そのときの自分を写すだけではなくその周囲も写り込むしそこに光が射すときもある。
今年の年末は僕一人ではなく、しかし決して集団化しない、個人として際立って屹立したアーティストと一緒に演奏してみたいと思う。
公演はマチネとソワレの1日2回公演で内容は全く違う。
16時からのマチネではサックスの菊地成孔さんをゲストに迎え、19時からのソワレでは森山未来さんのダンスと共演する。
サックスは音が出る楽器での共演、ダンスは息や床を擦る音以外の音はしない。
自分の曲も演奏すれば即興的な部分もあり、スタンダードもあるかもしれないけど、それらをシームレスに行き来したいと思う。
6本の柱が屹立する寺田倉庫のスペースで僕たちの孤立が重なるのを輪になって体感してほしいと思う。

 

渋谷慶一郎