2024 11 27

渋谷慶一郎のアンドロイド・オペラ初のアルバム
『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』が来年2/21にリリース決定! 
第一弾シングルは本日11/27より各種ストリーミングにて配信開始


 

渋谷慶一郎のアンドロイド・オペラ初のアルバム『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』が来年2月21日(金)にリリースされることが決定した。

 

第一弾シングルの『I Come from the Moon (Android Oper ver.)』は、本日11/27より各種ストリーミングにて配信開始。また近日中には、公式YouTubeチャンネルにて6月に行われた恵比寿ガーデンホールでアンドロイドオペラ公演の全尺映像を公開予定だ。

(写真は、左からアルバム、シングル画像)

 

【関連リンク】
アルバム『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』:https://linkco.re/67huCCrD
シングル『I Come from the Moon (Android Oper ver.)』:https://linkco.re/YpAEDVAT
YouTube公式:https://www.youtube.com/@keiichiroshibuya

 

アルバム『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』について
今年6月に東京公演を終えたアンドロイド・オペラは、AIを搭載したヒューマノイドロボットが最も人間中心主義的な芸術様式ともいえるオペラと融合し、オーケストラと共に演奏する舞台作品。これまでにオーストラリア、日本、ドイツ、中東、パリなど世界中で上演され、初のアルバムとして来年2月21日(金)に発表される本作はオーディオワークとしてオーケストラアレンジ、ピアノ、電子音、ヴォーカルに至るまで新たに再構成される。
公演では人間が演奏したオーケストラパートも、今回のアルバムでは終末的な世界を表すコンセプトを研ぎ澄ますかの如く最新のソフトウェアシミュレーションによって作り直され、その上にアンドロイドのシンセティックなヴォーカルが重ねられる。唯一の人間による演奏―渋谷の繊細なピアノは、世界の終わりに対峙する人間のメタファーとして存在する。
アルバムの冒頭を飾る『MIRROR』は、渋谷が描く“物語”を象徴するような楽曲で催眠的なドローン、緊張感のあるリズム、そしてオーケストラの流れの中に詩的でロボット的な発声が重なり、「存在と非存在の境界とは何か?」「過去と未来の境界はどこに存在するのか?」などと問いかる。『Scary Beauty』では、フランスの作家ミシェル・ウェルベックの「ある島の可能性」から引用したテクストが用いられるなど様々な要素が交差する。
アルバム全体を通して記憶に残るアイコニックなテーマ、実験的な電子音楽のモチーフ、そして壮大なネオクラシックのフレーズを織り交ぜながら、哲学、宗教、文学、芸術、技術に関する問いを投げかける。
年明けには、アルバムのリリースに向け段階的にシングル楽曲がリリースされる予定だ。

 

第一弾シングルの『I Come from the Moon (Android Oper ver.)』について
本日11月27日(水)より各種ストリーミングにて配信開始される、第一弾シングルは『I Come from the Moon (Android Oper ver.)』。「Kaguya by Gucci (2022)」(https://www.youtube.com/watch?v=Kz7e-Q2Q9-4)のサウンドトラックとして発表されたエレクトロニクスによる楽曲が元になっており、オーケストラアレンジだけでなく歌詞もアンドロイド・オペラの文脈に合わせてGPTによって新たに作られ歌い直されている。

 


【リリース詳細】

アルバム・タイトル:『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』
レーベル:ATAK
発売日:2025年2月21日(金) 配信・CD同日リリース予定

Composition, Piano, Electronics: Keiichiro Shibuya
Text: Keiichiro Shibuya (#01) , GPT (#03,05,06,07,08), Excerpts from “The possiblity of the island” written by Michel Houellebecq (#02, #09) and “On Certainty” written by Ludwig Wittgenstein (#04)
Android Vocal Production: Keiichiro Shibuya, Shintaro Imai

Text-to-Note Programming: Takashi Ikegami (#04)
Mix, Piano Recording: François Baurin (Hinterland Lab)
Mastering: Rashad Becker (clunk)
Score Notation Assistant: Hiroto Kikukawa
Artwork: Ryoji Tanaka
Photograph: ayaka endo
Production: Natsumi Matsumoto (ATAK)
Produce: Keiichiro Shibuya (ATAK)

 

シングル・タイトル:『I Come from the Moon (Android Oper Ver.)』
レーベル:ATAK
発売日:2024年11月27日(水) 配信限定

Composition, Piano, Electronics: Keiichiro Shibuya
Text: GPT
Android Vocal Production: Keiichiro Shibuya, Shintaro Imai
Mix, Piano Recording: François Baurin (Hinterland Lab)
Mastering: Rashad Becker (clunk)
Score Notation Assistant: Hiroto Kikukawa
Artwork: Ryoji Tanaka
Photograph: ayaka endo
Production: Natsumi Matsumoto (ATAK)
Produce: Keiichiro Shibuya (ATAK)

 

―――――――――

渋谷慶一郎・プロフィール
音楽家。1973年東京生まれ、東京藝術大学作曲科卒業。2002年に音楽レーベル ATAKを設立。作品は先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ 、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションまで多岐にわたり、東京・パリを拠点に活動を行う。