2004 05 07
05 07
昨日打ち合わせしたインスタレーションの現場を見に行きました。
市が尾(田園都市線で渋谷から30分くらい)にあるtricoがデザイン
したマンションの完成途中の状態を見て、打ち合わせをするのです。
が、朝からバタバタで中々出かけられず結局16:30にエバラ君と
渋谷で待ち合わせて、市が尾へ。
マンションは駅から2分くらいで内装とかもまだ途中なんだけど
非常にイイ感じ。生活感を可能な限り排除してるのでオフィスに
いいのでは。
窓の付け方とか面白くて、完成っていうかオープニングレセプション
のときにはほぼ全部屋の窓を使った写真展もやるみたい。
中をざっとみた後、近くにある事務所でtricoの佐伯君と写真展の
キュレーションをやるアーティストのアレックス、施工している
ダイワハウスの四条さんと打ち合わせ。
びっくりしたのは四条さんは初対面なのだが「僕、高橋悠治好き
なのでサイトみてびっくりしました」という人で、音楽も詳しい。
こういう場合は話もスムーズで、話してて響く感じがあるので
楽しい。というわけで、僕が作るものに関してはまだ不確定要素は
あるものの、打ち合わせは終了。
渋谷に戻ってからATA003リリースが近くなってきたのでバイヤー
巡りをしてるmariaと待ち合わせてタワーレコードへ。
5Fの松永さんに資料を渡したりしながら
・Gordon Mumma:studio retrospect
・relax88号:特集 ビーチサンダル
を購入。
ゴードン・ムンマについては今まで聴いたことなかったんだけど
こういう自意識、というか自己表現意欲に溢れた電子音楽は僕は
苦手なのでダメでした。
テュードアと比較して語る人がいるけれど、重要なのは自作楽器
とか自作のテクノロジー、電子回路ということではなくていわゆる
古典的な<音による表現>みたいなものから隔離するための装置
としてそれらが機能しているかどうか、ということでテュードアは
完全にそう、音自体とその状態の配置にフォーカスするという非常に
現代的、というかある種の普遍性を指向しているから今でも新しい
んだけどムンマのは、根底にあるのはお決まりのアヴァンギャルド感、
というか暴力性とかなので、これは別に電子楽器云々というのは
本質的な部分に関わってこないし、まー簡単に言うと音色が好みで
はない。クドくて。で、音の動き方とかが古典的なエモーションに
準拠しすぎている気が。
relaxは初めて買った。
僕は夏はビーチサンダル以外履かないというくらいビーサン好きで
その特集だったから買わないわけにはいかないだろう、しかも歴史
まで分かるし、とか思って。
あ、ビーサン好きというよりhavaianas好きと言ったほうが正確で
relaxでも特集されてるけどhavaianasはブラジルのビーチサンダル
メーカーでハワイアナス、と読みます。
ここのビーサンはデザインもさることながらとにかく歩きやすくて
普通、サンダル類って靴よりは足が疲れるものだけどそれがない。
多分ゴムの質っていうか足の裏についてくる感じになってるからだと
思うんだけど。
しかも丈夫で僕は今履いてる黒いhavaianasは3年目に突入した。
毎年、夏はそれだけっていうくらい履いてしかも途中でタイ旅行とか
もそれで行ってるのにビクともしない。しかも、1200円くらいで
買える。僕は今年は3色くらい買おうと思ってます。
その後、前から行ってみたかった渋谷のホテル街にある、あじくら
っていう焼肉屋で夕食。
えーと場所で言うとDIXY INNっていうラブホの隣で(笑)最近
出来た店ですね。
ここはかなり優良店でした。
すごく安いし炭火で肉の質もよくて内臓の種類も豊富という。
ラブホに挟まれた焼肉屋というロケーションもいいし(笑)、
優秀なインド人の店員さんもいて焼酎の種類も多い。
家から結構近いからまた行くと思う。
その後、帰宅してからデザインニュースの校正。朝の8時まで
かかって完了。