2012-01-19

無事に杉本さんの映画のプレミア上映会が終わった。
今回は本当にヤバかった、というか完成するのか?と思ったことが何度もあった。
でもなぜか音楽は出来上がるのだ。

急いで書くときと大衆のために書くときは結果はいい、無駄のない方法をとるからだ、とかベートーヴェンが言っていた気がするけど確かに今回の映画音楽は極度に時間がない中で本能的に作ったので極めて自分のソロに近い。

全ての音源はピアノで、シンセのように聴こえるところも全部ピアノを加工している。
最初は打鍵は全部カットしていたが、それだとドローンにしかならなくてつまらないので、リズム的な句点、読点が欲しいときに消してあった打鍵の音を引っ張り出してきた。
結果、意図的ではない場所に和音が入っていたりして僕が最近丁度よいと感じる予測不可能/可能性をいったりきたりする音楽になった。

で、そういう音楽だけだと「コンセプチャルな映画音楽」という感じで解釈されるので、というか文脈的解釈から逃げるのは僕の癖というか趣味というかモットーなので平明なメロディやコードをもった、10本の指で弾ける曲もいくつか入れた。

これのサントラは4月にリリースする予定なので楽しみにしててほしい。
あまり無いタイプの音楽、CDになると思う。

あとADHの今年一発目が決まったよー