2009 12 25
12 25
fmcv@ラフォーレ原宿の日。
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とり急ぎ、感想メールと絶賛twitterどうもありがとうございます。
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渋谷さま
こんばんは。真夜中に失礼いたします。
今日のコンサート行かせて頂きました。
非常に良かったです。本当に今日は感動いたしました。
何より最初に、YCAMのインスタレーションが聴けるのを楽しみにしていたのですが、会場に入ったとたん「これは反則だ!」というくらい衝撃を受けました。
あれほどまでにピアノサウンドを見事に再構築できるものでしょうか?
僕は最初「for maria」一曲だけでできているインスタレーションなのかと思っていたので驚きました。
一つのアルバムの曲同士があのように融け合っていることに感動しました。まるで夢うつつの中で『for maria』を回想している心地というか。何時間でも聴いていたい音です。
ものすごい傑作だと思うので、是非またリリースを期待しています^^
(先日YCAMで雨の中録音されたものも多いに興味あります)
そしてコンサートですが、『for maria』がリバーブのあるしっとりとした音であるのに対して、今日の音は乾いた音で非常に対照的で、『for maria』の原型の核心を聴けた気がしました。
僕は特に「Blue」「Ida」「Wht」「Erosion」がアルバムの中では好きなのですが、生で聴くと新たな響きがまた見えて来て、より一層魅了されました。「Wht」は最高でした。
コンサートの前と後でアルバムの聴こえて方が変わってくるのが面白いです。
涙が出そうなぐらい一番感じたところはやはり、「for maria」のメインテーマでした。「ここぞ!」という力の入れ方の妙技は感動的でした。「for maria」の映像を思い出しました。
後、途中途中のクラシック曲も素敵でした。特にRavelの「ハイドン」のメヌエットはかなり好きな曲なので鳥肌が走りました。
今日はmcも、かなり期待していたのでとっても楽しかったです。もっとトークを聞きたかったです。
今年はたくさん渋谷さんのライブに行きました。来年のご活躍もとても楽しみにしています。
いつも兄と言っているのですが、「渋谷さんがいなかったら日本の音楽界は終わり」なので、どうかこれからも我々に刺激を与え続けて下さることを期待しています。
P.S.先日のblogで書かれていた「柔らかいファシズム」という言葉はしびれました。かなり的確な表現ですね。