2009 10 09
10 09
昨日の疲れが残っている+熟睡感不足のなか音楽を作ったり、メールを書いたりテキストを書いたり、メールを書いたり、音を作ったり。などをランダムに1日中行う。
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あとかなり久しぶりに髪を切った。前髪が伸び過ぎていてこれ以上伸びるとピアノを弾くときギャル男のカチューシャみたいなのが必要になるくらいだったので。
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とはいえ髪は短いよりも長いほうが圧倒的に楽なので、つまり乾かすだけでほぼ済むから短くはできない。
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そうそう、for mariaが驚異的な売り上げを続けていて、amazonでも1000位から落ちることがあまりなく、バックオーダーも入り続けているようで、本当に嬉しい。聴いてくれている人達も何回も聴いているとか、毎日寝る前に聴いてたり、大事に味わってくれているようでよかった。
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音楽を大事にする、というのは偽善的でも反動的でもなく、結構難しい。これは作る方と聴く方の相互的な反応の中で育つもので、という実感があって、
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for mariaのinstallation versionも常に空間が更新されていく、つまり育ち続けるという感触があるのが僕にとってはすごく救いになっている。
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for mariaから生まれたプロジェクトが育っていって、CDが聴かれ続けるということがあるから出来ていることは少なくない。
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そうそう配布開始になったintoxicate誌に1ページのインタビューが載っています。
http://blog.intoxicate.jp/wp-content/2009/10/intoxicate-vol8.html
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このインタビューはすごく内容が濃かった。とても1ページで収まるものではなくて、ICCの畠中実さんに聞き手をやって頂いたんだけど、彼が途中で少し泣いてるような表情になっていたのが印象に残っている。
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何というか昔から世話になっている雑誌で、畠中さんが相手ということもあって、結構全てを吐き出すように話したという感じで、僕自身もすごくやってよかったと思ったインタビューだった。
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機会をくれたintoxicateと畠中さんに感謝したい。
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畠中さんも自身のblogでいつか、いずれ完全版もどこかで掲載できればとと書いてくださっているけれど僕もそう思う。
http://d.hatena.ne.jp/wintersongs/20091010/1255146246
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11/1(sat)に京都芸術センターでfor mariaのピアノソロ・ツアーの初日があるんだけど、この日はダムタイプの高谷史郎さんとのコラボレーションになっていて、このツアー中唯一完全なソロではない、共演者がいるコンサートなんだけど、
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これも1年くらい前に、intoxicateのイベントで畠中さんの司会で高谷さんとトークをして、最後にfor mariaの13曲目のerosionという曲を僕のピアノと高谷さんの映像で1曲だけライブでやったのが発端になっている。
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そのときに話したことで今でも覚えているのは、
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変化の可能性というか、そういうことで
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僕は彼女が飲み残したペットボトルの水をどうしたらいいのか分からなくて、彼女が買ってきたベランダの植木に毎日少しづつあげている。
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でも、その水が無くなることが怖くて、ペットボトルの残りが少なくなってくると水をあげる量が減ったり、
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いやこんなことじゃダメだろうと思って、普通にあげてみたりしていて、水はなかなか無くならない。けれど確実に減っている。水の減り方を毎日見ているけど、いつ無くなるのか予測はできない。
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コンピュータのランダムネスや漸次的変化は、こういう予測不可能性というか、水がペットボトルから無くなっていく変化に比べるとおもちゃのように感じてしまって興味が持てない。というようなことだったと思う。
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その気持ちは今も続いている。あのときの本当に短いコラボレーションは新鮮だった。今回のコンサートがどういうものになるのかまだ完全な予測はつかないけれど、期待して頂いて間違いないのでよろしくお願いします。
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このサイトでももちろん予約は受け付けているし
http://atak.jp/reservation
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ローソンチケット
http://l-tike.com/ Lコード:56178
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e+
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002033662P0030001P0006
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でも発売が始まりました。京都芸術センターでも取り扱いが始まります。
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関西は今回のツアーは京都だけなのでぜひいらしてください。音響はATAK NIGHT4の伝説の京都メトロでも担当して頂いたダムタイプの音響担当の福原さんにやって頂くのでバッチリかと思います。
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下記詳細になります。
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for maria concert version
Keiichiro Shibuya playing piano solo
Shiro Takatani playing visuals
2009年11月1日(日)18:00開場/19:00開演
会場:京都芸術センター 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
TEL 075-213-1000 入場料:前売り3000円 当日3500円(全席自由)
出演:渋谷慶一郎 (Piano)/高谷史郎 (visuals)
主催:ATAK、dumb type office
共催:京都芸術センター
前売りチケット:
●http://atak.jp/reservation
●ローソンチケット http://l-tike.com/ Lコード:56178
●e+ http://eplus.jp
●京都芸術センター(窓口販売のみ 10:00〜20:00)
問い合せ:
dumb type office 075-812-4925 rst@dumbtype.com
ATAK info@atak.jp