2008 08 21

08 21

最近気づいたんだけど、僕は多くのものに興味を失っている。というか自分に必要なものと必要じゃないものの線引きがすごくはっきりしてきていて、これは以前からそうとは言えばそうなんだけど、例えば雑誌も読まなくなったしコンビニで立ち読みもほとんどしない、オリンピックは合計1分も見ていないし、ニュース、ワイドショーも見ない。
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以前、東浩紀が「世捨て人になってもカルト教団に入っても生きてくれ、そのほうが全然いい」とか言ってたけど笑、捨てるとか隠居するという感じもなければまったく不自然な感じがない。多分、自分にとって新しい音楽を作りながら生きて行く方法をぼんやり考えている時間が長いからかもしれないけど、必要なこと以外はいらないしそのキャパシティもないというのはすごく感じている。
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ただこれは単に狭くなった、というのだけでもなくて今まで聴こえていなかった音楽が全然違って聴こえるという発見もあったりするから、変わってきているんだと思う。自分と自分以外の関係が。
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そして友達や一緒に仕事をしている人たちにすごく救われているということに気づいている。昨日はアクザワ君とナオミちゃんと三軒茶屋の味とめに行って料理のクオリティの高さに驚愕して、今日は久しぶりに池上さんとエバラ君と9.11のコンサートの打ち合わせをした後、駒場のいつも行く店でバカ数人がテレビのオリンピックを見て「やったーアメリカに勝った!」とか騒いでいるのを尻目に食事をした。
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そういえば、以前小沼純一さんと対談した談が発売になりました。
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かなり長大な対談となっているので読み応えもあると思うし、僕が一番びっくりしたのは石川直樹さんによる1P裁ち落としのポートレートがあったことです。ぜひ読んでみてください。