2007 07 07
07 07
以前、日記でも告知しましたがユルすぎだったので一応ちゃんと。
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『ユビキタス・メディア アジアからのパラダイム創成』
2007 年7 月13 日(金)−7 月16 日(月・祝)10:00−18:00
東京大学本郷キャンパス 工学部2号館 2 階フォーラム・2 階展示室 入場無料
出品アーティスト:池上高志+渋谷慶一郎/河口洋一郎/木本圭子/児玉幸子/永原康史/北川原温研究室/
文化庁メディア芸術祭学生CG コンテスト作品、情報学環制作展セレクション他招待作品上映
http://www.u-mat.org/jpn/programme/index.html
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今年のATAK NIGHT3のときにYCAMとuplinkで発表したTaylor Couette Flow (2007)というのを出品してます。7/13からですが初日は17時から、しかもドタバタなのでおすすめしません。7/14以降にいらしてください。
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コンセプトノートは以下。
Taylor Couette Flow (2007)
池上高志+渋谷慶一郎
Taylor Couette Flowは2重円筒に挟まれた流体が示す、ある秩序だった流れである。しかし内側の円筒の回転速度をあげていくにつれ、流体は乱れ壊れていく。このプロセスは、秩序だったものが乱流化するひとつのシナリオを示すものである。それは”T3からのChaosへ至る道”といわれている。T3とは3つの独立な秩序だった流れを、Chaosとは数学的に定義される乱れの構造である。
このインスタレーションでは、RuelleとTakensのシナリオを実際にカオス実験初期に使用された流体実験装置を実際にリモデル化して作り、Taylor Couetteの流れを作り出すことを試みる。しかし、このシナリオ自体はまだ完全に確証したわけではない。T3が出現するとただちにChaosになるというRuelleやTakensの主張は、コンピュータのシミュレーションでT3はかなり安定に存在できる事実と相容れないからだ。一方実験的には、3つの秩序的な流れを確認することはできない。かろうじて2つの秩序的な流れが見られるだけである。
そこで、理論的にみられる1つの流れ(T1)、2つの流れ(T2),3つの流れ(T3)、乱流(chaos)を、コンピュータのシミュレーションで作り出し、それらの運動によって立体音響をつくる。実際に視ることはできない流体の乱れのプロセスを聴覚的に再構成することによって知覚することができる。また、これらの音色は、カオスの基本的な方程式であるLogistic写像でつくられる。
Concept & Composition :
Takashi Ikegami (Tokyo University), Keiichiro Shibuya (ATAK)
Technological development and experiment :
Yuta Ogai (Tokyo University / Ikegami Lab.)
Product design :
Myeong-hee-lee (ATAK, matt)
Network programming :
evala (ATAK, port)
3D authoring :
Kazuhiro Iida (Chiba Institute of Technology), Yasuhiro Watanabe (Panasonic)
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そういえば最近リリースオファーが多くてCD−Rがたくさん届いています。ちなみに次のリリースは9月末になりそうです。
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全く関係ないですが、七夕なので秘話を。
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エバラ君は大学の頃TAKAみちのくの入場曲を1日で作ったことがあるそうです。