2005 08 27
08 27
今年4度目の海に行ったんだけど今回はなかなか得難い体験をした。
1人で沖のブイ(これ以上行っちゃいけませんっていう浮きのことね)まで泳いでみたんだけど引き潮が強くなかったから全然余裕だったんですね。 で、しばらくブイの上に座ってボーッとしてたんだけどこれは至福だった。砂浜で流れている音楽や浅いところではしゃいでいる人達の嬌声も聴こえなくて、セミの音だけがブワーッと拡がるように耳に入ってくる。ズレが明確に聴こえてあり得ない音の線が聴こえる。 あと山の放物線が立体じゃなくペンで書いた線のように見えたり。 昼は燃えつきた。というオシップマンデリシュターム(だっけ?・笑)の言葉を思い出す。奇跡について考える。こういう音がたくさん聴こえるんだけど静かという状態はなかなか体験できない。音楽でも音が重なって動いてるんだけど静かというのは難しい。ふと陸を見ると人がすごく小さく見える。
で、今回もひとしきり泳いで一緒に行ったmariaとレナちゃん(最近るるぶの表紙やっている、ということを知りました)に加えて、BRUTUS誌の編集の前田君とスタイリストの石井大輔君とガールフレンドのアリサちゃんも来て一緒に海へ。その後、 前田君の彼女のミサちゃんとblue moonのmegちゃん、俳優の玉山鉄二君も加わってみんなで御飯。人里離れた海辺の廃材で出来たレストランで。夏は終わったなー。