2004 10 18
10 18
今、元アンチ・ポップ・コンソーティアムのBeansのファ−ストアルバム(tomorrow right now。セカンドは未聴)を聴いているんだけど傑作だと思います。アンチポップにしろBeansにしろ一番の功績はドープなhip hopはローファイ→ローファイはカッコイイという長らく続いたドグマをあっさりと終わらせてしまったことにあると思っててその辺が同じく実験的と言われているcompany flow周辺との圧倒的な違いと感じるんですねヒップホッププロパーな僕としては(company flowも好きなんですけどね)。もちろん音楽の幅の広さとかあるけどアンチポップ周辺は圧倒的にハイファイだ。これはwarpと契約してるからっていうのももちろんある、つまり環境がいいという有利はあったとして、とはいえ全体の分離の良さとかかなり好きで訳の分からないトータルコンプ過多もないし(最近トータルコンプ過剰な音楽を聴くと圧倒的な黒い殺意が湧きます☆)でもこのアルバムはそういう次元じゃない、音楽的な充実が素晴らしくて例えば声の断片だけで出来ているtr7(これが僕的にはダントツ。間とかよく言うけどここには本当に有機的な音と音の無いところがある。稀だ。普通スカスカなだけだったりするもんなー>間・笑)とかtr8のグルーヴとか挙げたらきりがないけど面白い。聴いてて。あとラップの感じ(発声法っていうか)が非常に好きです。