2017 07 01
渋谷慶一郎+初音ミク『THE END』
ジョージアで開催中の豪華フェスのトリで上演決定
今年の5月15日(月)から7月5日(水)までジョージア(旧グルジア)の首都・トビリシで開催中の現代音楽とビジュアル・アートのフェスティバル、<SOU Festival>で渋谷慶一郎+初音ミクによるボーカロイド・オペラ『THE END』が公式招待公演として上演されることが発表されている。
同フェスティバルはアンサンブル・モデルンによるスティーブ・ライヒ演奏会、ブライアン・イーノ、Sunn o)))のギタリストとして知られるステファン・オマリー、アルヴァ・ノト、ウィリアム・バシンスキー、ジーナ・パーキンスといった錚々たる面々が参加しており、昨年は池田亮司や元ノイバウテンのブリクサ、ラスターノートンの面々も公演を行っている。
渋谷慶一郎+初音ミクの『THE END』はフェスティバル全体のクロージング、つまりトリとして最終日7月5日(水)にグルジア国立オペラシアターで上演されることになり現地では大きな注目を集めている。
1851年に開館された伝統的なオペラハウスとして知られる同会場はオペラ、バレエ専用の劇場として知られている。
『THE END』は2012年の日本で初演されており、そのあとはフランス、オランダ、ドイツ、デンマークのオペラ・ハウスで上演を重ね、今後もヨーロッパを中心に数多くの巡回公演が予定されている。
テクノロジーとオペラの融合としてはかつてない成功をおさめている同作品がどのような反応で迎えられるか興味は尽きない。
SOU FESTIVAL(ソウ・フェスティバル)
開催都市:トビリシ/ジョージア
会場名:Tbilisi Opera and Ballet Theatre
公演日:2017年7月5日(金)
hhttp://www.soufestival.com/news/full/28