2003 11 06
11 06
4日の日記でも書いた通り、インスタレーションは2Fでやる
のですが、その場合1Fの音楽というのも多少相互に漏れ聴こえる
のは確実なので僕が選曲することにしました。
今回のインスタレーションは基本的に空間デザインと音、webに
よるもので多少の光は使うものの、映像やledなどは皆無です。
なので2Fの音は結構ふんだんに変化したりして、ま、とにかく
音があるので1Fは極力少ないほうがいいのは確かなわけですね。
で、混ざることを考えると電子音、特にポップミュージックのような
フォーマットの塊は非常に相性悪い(というかtoo muchもいいとこ)
なので基本的にソロの音楽を中心に選びました。
ピアノソロとか、無伴奏バイオリン、とかです。多いのは。
その次に決めたのは18,19世紀の音楽は抜こう(ロマン派。の
時代ですね。合うわけがない)ということで、16,17世紀を中心に
20世紀を少しという感じになってます。
なのでbachとか、byrdとかルネッサンス、バロック、古典期が
多いのですが問題はそのチョイスの中でぴったりくる20世紀の
音楽って意外と少ないということです。
改めて思ったのはケージは凄いなということで、そういう意味で
非常に間口が広い、隙間というか風通しの良い音楽だ、ということが
実感持って分かりました。
フェルドマンもそういうところがある。表出というか狭義の意味での
表現が勝っていない。
これは非常に強い、ということが分かりました。最近の収穫。