2003 07 26
07 26
夜、uplink factoryに種子田君のイベントを見に行く。
これは音楽と映像、ダンスのコラボレーションを主旨とした
イベントでシリーズとして継続していくものらしいんだけど
率直な感想としてはkimkenの音楽、種子田君の音楽の序盤
以外に見るべき収穫はなかった。
ダンスは<現代芸術>の得意な猥雑さと混乱、日常と意味、隠喩
の羅列に終始していて、(ダンスというものを見ると殆どこういう
類いに遭遇するのは何故だろう)音楽にビート、周期が現れれば
それに同調して踊ってみたり逸脱したりして、そうじゃないところ
では手持ちの思わせぶりな動きを組み合わせて意味と予定調和で
時間を過ごすのは面白くないからやめたほうがいいと思う。
映像も僕がトランス柄と呼んでるもの(説明はしない。面倒だから)
から距離はなく新鮮味はなかった。
フラットスピーカーは音に着色が少なくていいのだが、ライブで
使うにはアイディアが必要だと思う。
会場で田中フミヤさんに会う。