2007 10 11

10 11

昼間はガツガツ仕事をして夜はCLAYレーベルのauranoisazzzzリリースパーティーに招待されていたので遊びに。
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auranoisazzzzは造形大学の女子二人によるハープデュオ+コンピュータetcという編成で片方が友達の美術家(という言葉があるんでしょうか)の毛利悠子の妹で、というのはともかく僕がマジで驚愕したのは
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もう片方の上江洲さんが僕の高校のときのピアノの先生の娘さんだったということが明らかになったことで、
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これはインフォメーションもらったときからかなり無根拠に「もしかしたらこの上江洲さんという子は僕のピアノの先生の上江洲先生の娘さんに違いない、確か娘がハープやってるとか言ってたし」という妄想を膨らませたままスーデラに潜り東京エールのレッドアイなど飲んでたのですが、オーガナイザーの鈴木君に紹介されたときに
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「上江洲さんってさ、もしかしてお母さんピアノの先生じゃないよね?」と聞いたら「そうです」とのことで、やはり妄想は当たっていたんですね。
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僕が大学出た頃に亡くなられたのですが、コンセルバトワールの名教師でピエグ・ロジェ先生という方がいて、そのアシスタントも努められたりした非常に素晴らしい先生でした。僕がグールドやポゴレリッチのように弾いてるのもあまり咎めず軌道修正された気が。
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で、娘さんのほうの上江洲さんも僕のことは認識していて「まさか、あの渋谷に住んでる渋谷君と言われてた渋谷さんじゃないよな、渋谷さんは」と思っていたらしく。世界は狭いですね。
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ライブも序盤は非常に良い感じで、ハープというのは分かりやすくアウラが出やすい楽器なので、それが辿々しいリズムと音響に絡む感じは新鮮でした。ただ、バックトラックやら他の楽器やらは加えないで最小限でやったほうがいいでしょう。
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あとゲストライブで出ていた吉田アミさんのタイムコントロールはやはり傑出してましたね。あれだけ見事な即興的な構成力があるにも関わらずスタート直前に「尿意が」と言ってトイレに行くのは相当面白かったので尿意ドンとか言って欲しかったです。
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終了後、近くのカフェ8で毛利悠子、宇波託君、nuの戸塚君たちと談笑+飲酒。宇波君に下品ですね、と言われるが宇波君、きみだって(略)。そうそう来月にヴァンデルバイザー楽派の方々が来て東京で公演するようです。