渋谷慶一郎 × サー・ウェイン・マクレガーによる国際共同制作が始動、舞台美術に妹島和世が参加
6/10 渋谷慶一郎とSir Wayne McGregorによる国際共同制作、記者発表会を開催。世界的建築家、妹島和世も参加
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Cartier Women’s Initiativeのために新曲「Ring for Violin and Piano」を書き下ろし、アワードセレモニーのオープニングにて初演
渋谷慶一郎とフランチェスコトリスターノがDJ Setで日比谷音楽祭に出演

「ATAK024 Midnight Swan」ATAK WEB SHOPにて先行発売開始
渋谷慶一郎、「for maria」から11年ぶりのピアノソロ全14曲。
映画『ミッドナイトスワン』(草彅剛主演、内田英治監督)のために書き下ろしたサウンドトラックをピアノソロに再構成。約2時間の映画全編の作曲からレコーディングまでを自らのスタジオでたった一人、1週間で完成させた無意識の記録。マスタリングにFKA twigsやU2を手がけたロンドン・メトロポリススタジオのジョン・デイビスを迎え、立体的な音響性と音圧の強度、顕微鏡で拡大したかのような精密性が完全に同居したピアノソロアルバムのネクストレベルが誕生した。ここにある14の断片は耳と記憶から離れない。
また、本アルバムのジャケットには現在の中国の写真家を代表するアーティストであるリン・チーペンことNo.223の写真を起用。2000年代初頭からブログで自身のプライベートを写真やテキストで発表し若者たちへ多大な影響を与えてきた存在であり、故レン・ハンにも大きな影響を与えたことでも知られている。保守的な文化状況の中で、彼自身が揺れ動きながら切り取った若者たちの愛や悲しみと政治的な活動の痕跡による断片的な写真は、渋谷自身が極めて短期間で自動書記のようにピアノのみで無意識を記述したとも言える本作と反響しあい、今後の発展を予感させるコラボレーションとなっている。
概要
9月11日よりCD先行発売: ATAK WEB SHOP
アルバム 購入特典:
ATAK WEB SHOPから購入された方のうち、本作品含めどれでも2枚以上購入で渋谷慶一郎のサイン付き。
トラックリスト:
01. Midnight Swan
02. Bus
03. Tutu
04. Tears
05. Empty
06. Rain
07. Midnight
08. Lesson
09. Lust
10. Anger
11. Lament
12. Bed
13. Mother
14. Sea
出演
Produce, Composition, Piano: Keiichiro Shibuya (ATAK)
Recording : Keiichiro Shibuya at ATAK TOKYO Studio (July, 2020)
Piano tuning: Megumi Omamiuda
Mixing: Toshihiko Kasai (studio ATLIO)
Mixing Assistant: Tomomi Baba
Mastering: John Davis (Metropolis Studios)
Photograph: Lin Zhipeng (aka.No.223)
Design: Ryoji Tanaka (Semitransparant Design)
Production: ATAK