ATAK000+
ATAK000+
Keiichiro Shibuya

11 September 2011 Released

誰が言ったのか?、数学は芸術ではないと。
誰が言ったのか?、計算は創造ではないと。
誰が言ったのか?、物理は神秘ではないと。

 

誰が言ったのか?、人工性と有機性は逆立するなどと。

世界を司る論理と、世界を造り出す思考との、果てしなき鬩ぎあい。
そこに美は生まれ得ぬなどと、誰が言ったのか?
厳密さと精確さは、計算可能性は、エモーショナルな感動と、けっして矛盾しない。
音は数であり物でもある。
そのことに思い当たった時、新たな旅が始まる。
誰が言ったのか?、それは音楽ではない、などと。

 

サイン・ウェイヴ・ルネッサンスを経たクリック&カッツ/グリッチ・レボリューションは、電子音楽の歴史を大きくドライヴさせた。
その営みの全てを統べる完璧な作品が、今ここにある。

 

音の粒子と構造の中で、無限の「音楽」が脈打っている。
このアルバムは、まぎれもない「作曲家」=渋谷慶一郎の最高傑作である。

 

佐々木敦(HEADZ/FADER)

 

 

2年前にATAKを始めたときからソロアルバムのリリースは課題だった。
そのために000は取っておいたしずっと作業も続けていた。途中で捨てたものもたくさんあるし、 2年前の曲もあるしつい最近作った曲もある。ここには僕がATAKを始めてからとその前を繋ぐもの、つまり今の僕の全てが入っている。1人でも多くの人に聴いて欲しい。なんて思ったのは今回がはじめてです。

 

渋谷慶一郎 (ATAK)

CREDIT
all tracks composition by

Keiichiro Shibuya (ATAK)

track01,11 collaborate with

Takashi Ikegami (The University of Tokyo/complex system reserch)

track01,11 mixed by

Keiichiro shibuya at ATAK Tokyo 2011

track02~10 mixed by

Keiichiro shibuya + kimken at kimken studio 2004

mastered first version by

kimken at kimken studio 2004

remastered by

Masato Morisaki at saidera mastering

designed by

Ryoji Tanaka (ATAK,semitransparent design)

production management

Sayaka Umezawa (ATAK)

production management assistant

Mayu Nemoto (ATAK)

 

The original version of this CD was released as ATAK000 keiichiro
shibuya in 2004. This album is remastered edition including 2 new
tracks. I would like to dedicate this to maria shibuya who co-produced
the 2004 first version.

 

Keiichiro Shibuya(ATAK)

ATAK000+ ATAK000+ Keiichiro Shibuya

誰が言ったのか?、数学は芸術ではないと。
誰が言ったのか?、計算は創造ではないと。
誰が言ったのか?、物理は神秘ではないと。

 

誰が言ったのか?、人工性と有機性は逆立するなどと。

世界を司る論理と、世界を造り出す思考との、果てしなき鬩ぎあい。
そこに美は生まれ得ぬなどと、誰が言ったのか?
厳密さと精確さは、計算可能性は、エモーショナルな感動と、けっして矛盾しない。
音は数であり物でもある。
そのことに思い当たった時、新たな旅が始まる。
誰が言ったのか?、それは音楽ではない、などと。

 

サイン・ウェイヴ・ルネッサンスを経たクリック&カッツ/グリッチ・レボリューションは、電子音楽の歴史を大きくドライヴさせた。
その営みの全てを統べる完璧な作品が、今ここにある。

 

音の粒子と構造の中で、無限の「音楽」が脈打っている。
このアルバムは、まぎれもない「作曲家」=渋谷慶一郎の最高傑作である。

 

佐々木敦(HEADZ/FADER)

 

 

2年前にATAKを始めたときからソロアルバムのリリースは課題だった。
そのために000は取っておいたしずっと作業も続けていた。途中で捨てたものもたくさんあるし、 2年前の曲もあるしつい最近作った曲もある。ここには僕がATAKを始めてからとその前を繋ぐもの、つまり今の僕の全てが入っている。1人でも多くの人に聴いて欲しい。なんて思ったのは今回がはじめてです。

 

渋谷慶一郎 (ATAK)