ヴェネツィア5日目

ヴェネツィア5日目。最終日にして初のフリーな日。ロレンツォセニの幼馴染の弟分、エンリコが僕の来ヴェネツィアに合わせて地元から来てくれて7年ぶりの邂逅。7年前はロレンツォと一緒にミラノの彼のスタジオで一緒に音楽をしたり狂ったように遊んだものだ。エンリコはロレンツォから「慶一郎がDJ JIMIHENDRIXXXという名前でDJを始めたみたいだ」という連絡をもらっていて、DJはこれからもやるのか?と聞かれたので、もちろん出し10年前まやっていたと答えたら、ギリシャに面白い場所がオープンするからイベントをやろうと盛り上がる。午後から彼らが小さなモーターボートを借りてくれて離島へ。ビーチサイドのレストランで白ワインとランチなどしてたら、あまりの気持ち良さにここから動気なくなる。夕方の飛行機を、明後日昼間に変更してヴェネツィア延泊が決定。ボートで離島を2つハシゴした後、本土に戻って、エンリコの友達がやっているOzioというナチュールのワインバーで深夜まで痛飲。日本では愚か、パリでもほとんどナチュールを飲まない僕でもびっくりするくらい美味しい。どんなに高い金を払ってリゾートに来てもこういうローカルの本当に美味しい店には出会えないだろうな、ははは。そしてエンリコと20年付き合ってるという心理療養士の奥さんが非常にスタイルと性格が良く、かわいい。日本で枕を縦に置いたようなデブスが無駄に着飾って、キモいオヤジに貢がれてチヤホヤされてるのとは雲泥の差の構図。30年前に初めてパリに来たときも10年前にパリに住み始めたときも思ったが、この差が日本とヨーロッパの文化ギャップを象徴しているんだよな。