ヴェネツィア4日目。朝10時から映像のプロジェクトの件でロンドンとzoomミーティング。こんなに似た、Scary Beautyな感覚の人いるんだ!と思った人だから良いかたちで実現したいもんだ。午後、ウクライナのアーティスト、ダニエルにヴェネツィア在住の友人を遠隔で紹介され、グッゲンハイム美術館で落ち合う。旦那さんはアーティスト、奥さんはグッゲンハイム家の血を引くディレクター。美術館の中のレストランでランチした後、案内してもらう。初めて来たけど素晴らしいセレクションと建築、内装で興奮する。夕方からウェインのチームと合流。貸切りのプライベートボートで移動して内陸のダンスビエンナーレ会場へ。その後、立て続けに4公演観る。ウェインとダンスと音楽の関係性の難しさについて話す。ウェインは無名時代のマックスリヒターに自分のカンパニーの音楽をオファーして成功させたくらい、音楽を聴く耳は確かなので色々面白い話が出来た。結論、スタイル化されたダンスのための音楽はひたすらループ、ドローンでコラボレーションの器としては物足りない。構造的な拮抗が必要と。これはエレクトロミュージックの問題でもあるけどね。