Diary

Personal diary by keiichiro shibuya.

2011-11-05

今日の14:40から国立音楽大学で渋谷慶一郎ワークショップというのがありまして、USTREAM配信します。
http://www.ustream.tv/channel/渋谷慶一郎ワークショップ-国立音楽大学

場所は国立音大6号館メディアセンター1階、111教室 14:40~17:50)で外部聴講も可能なので生でもustでもどーぞ☆

現代音楽家の川島素晴さんと対談します。

テーマは出自と来歴、エレクトロニカ、音楽における人間と機械、複雑性の罠などなど。

2011-11-04

ストラヴィンスキー自身が指揮するペトルシュカを聴いてる。

最近出た(?)7枚組の自作自演集なんだけど、これを聴いているとその後のストラヴィンスキーの演奏がいかに退屈で凡庸に「新古典主義」を解釈してきたかよく分かる。

コンセプトに依った思考、方法にはいつも罠がある。本人の演奏はもっと自由でオモチャ箱をひっくり返したように色彩的だ。

結果的に楽節の切り替わりは強弱の大げさな変化がなくても、古い言葉でいえばサンプリング的にカットアップされるように急激な印象がある。

対位法も身体的と大雑把にいうにはあまりにも生き生きとして線が絡みあい、追い越し戻っていく。

ブーレーズも含めて僕が聴いてきたストラヴィンスキーの解釈はある部分の誇大解釈に終止していることがよく分かる。

ハンスロスバウトのagonは例外的に好きなんだけど。

http://www.amazon.co.jp/Stravinsky-Conducts-Stravinsky–Bal-Igor/dp/B0056K4UMS/ref=sr_1_11?s=music&ie=UTF8&qid=1320372551&sr=1-11

2011-10-16

ここではひさしぶりです。

ATAKの過去カタログで廃盤になったものを先月から毎月1枚づつデータ配信で再リリースしています。実は、という感じなんですが:D

最初期のATAK001 slipped disk(僕+mariaのラップトップデュオ)、ATAK002
keichiro shibuya+yuji takahashiがそれぞれ1000円で買えます。

http://www.amazon.co.jp/ATAK001/dp/B005ET4EDQ/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1318700394&sr=8-1

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Ddigital-music&field-keywords=ATAK002&x=0&y=0

ATAK001の中の曲はATAK Dance Hallでも断片化して使ったりしています。
ATAK002は初期のATAKの方向が決定したCDです。というかかなり珍しいスタイルなんじゃないかな。

ituneでも配信スタートしています。10月中にはATAK003も配信スタートします。楽しみにしててくださいっっっ

2011-09-10

ATAK000+のATAK web shop先行発売始まりました。
お買い上げの方にはもれなくATAKシールが同封されます。
また期間中、ATAK web shopでお買い上げの方には商品の数だけシールが同封されますっっ

よろしくお願いします。

http://bit.ly/nh1SYJ

2011-08-21

最近のいくつか面白い掲載あるのでまとめまうす。
どれもたくさん読まれてるようでうれしいです。
__
WIRED.JP

おわりの音楽-—音楽は変わらなければならない—
http://wired.jp/2011/08/19/おわりの音楽-—音楽は変わらなければならない—/

__
cinra

渋谷慶一郎×朝吹真理子「ロスト・イン・カンバセーション #2」
http://www.cinra.net/interview/2011/08/09/000000.php

__
ナタリー

AZUMA HITOMI×渋谷慶一郎対談「どうすれば売れる?」
http://natalie.mu/music/pp/azumahitomi02/page/3

他にもあったと思うのでまたー

2011-08-18

ATAK000のリマスター盤をATAK000+としてリリースすることは1年以上前から決まっていたのに、急激に忙しくなってずっと長引いていた。

というのも2曲の追加新曲を収録することにしていて、その作曲に難航したり手をつける時間がなかったりというのが続いていたのです。

でも今日やっとその新曲が完成して来週24日にマスタリングします。

なので、9月中には発売できると思うので待っていてください。
新曲はすごくいいのができたよー

2011-06-27

昨日はATAK Dance Hall@PROGRESSIVE FOrM 10th Anniversaryに多数御来場ありがとうございました。

先ほどレーベルオーナーのnikさんからメールがあり集客人数:1006名
(出演者/関係者/スタッフ除く)ということで、公演的にも大成功と言ってよかったのではないでしょうか。

改めて10周年おめでとうございます。参加させて頂けてよかったですし楽しみました。

ライブが始まる前にフロアから野太い声で「エバラ~」とかいう声が聴こえてきたので、やばい。ギャルの嬌声が少ないなー エレクトロニカ系は僕にとってもはやアウェイなのか?などと一瞬思ったのですがw始まってしまえば何のことはない、ぐるんぐるんの1時間でしたね(10分タイムオーバーしました。御迷惑おかけしました>関係者)。

それどころか中盤のリズムコンビネーションのみの展開にもアツイ反応があって、嬉しかったでごわす。

しかし今の若いお客さんたちは知ったことではないかもしれませんが、改めて感慨深いのはPROGRESSIVE FOrMの10周年にATAKが出るというのは10年前だったら考えられないことで当時ATAKはアンチ・エレクトロニカというか、いわゆるビート+電子音みたいなフォーマットに違和感を持っていて、ノイズを含めた極めてエクストリームな方向にどんどん向っていったわけですね。

他方PROGRESSIVE FOrMはクラブミュージックと音響の融合という方向だったので水と油だったわけです。それが時間を経て10周年を一緒にお祝いできるというのは素晴らしいなと思いました。

これは10年という時間が経つなかでそうした対立軸は無効化して、多様性が有効に機能していることに気づいたということで音楽にとって幸せなことだと思います。

なんというかエレクトロニカやサウンドアートというのはダブステップやドラムンベースなどの特定のビートの種類を表すジャンル用語ではなかったが故に、テクノロジーと音楽の接着面として結構大きな音楽の受け皿になっていくのではないかと思いました。

そして僕の予想ではこれからは普通の音楽がエレクトロニカ化していく傾向は進み(これはコンピュータ使ってるかどうかとか関係ないのですが)、そのときにエレクトロニカのアーティストはどうするかということだと思います.

来年はATAKが10周年を迎えます。こちらも色々考えていますので楽しみにしててください。

そして昨日から今日にかけてATAK Dance Hallの出演で良いオファーをいくつか頂いています。
また楽しみましょうううう

2011-06-19

今日で、というか正確には昨日でmariaがなくなって3年が経った。
__
去年の今もきみは今どう思ってるのだろう?とこの日記で書いた気がするけど、その気持ちは変わらない。
__
僕の音楽は必ずきみにも届いていると思うから、どう思うかどう感じるか教えてほしい。
__
僕の生活はこの3年で大分変わった。もう昔のように昼間にブラブラして気ままに音をいじったりする時間は無くなったし、考えるよりも先に作らないといけないものがたくさんある。
__
最初は余白を埋めるように色々やっていたのがいつの間にか、全て埋まってしまった。
__
なるようにしかならないのが人生だけど、僕の人生はなるようにしかならなさ過ぎる。あきらかに変だ。
__
責任の一端はきみにもあるんだぜーと時々思うけど、それも悪くないと最近は思う。自分がこんなに起伏に満ちた時間を過ごし続けるとは思ってもみなかった。
_
とはいえ、これでいいのか?という自問自答に協力な味方が出来たんだなと思える程度には僕も回復した。
__
これでいいのか?この音楽でいいのか?というときに、すぐ隣にいるのとは違う連帯をきみに感じている。
__
これからも色々教えてほしい。
__
きみがなくなってから、きみに関する日は全て雨だったけど
__
今日も霊園の駅に着くと雨が少しづつ降り出して、墓の前に着いたときには完全な雨になったからびっくりした。去年もそうだったと思う。
__
何度も思うのだが、きみの誕生日や命日に繰り返し降る雨の意味を教えてほしい。
__
それは来てくれて嬉しいという歓迎の意味なのか?
__
それとも後悔や少し反省してたりするのか?
__
分らなかったけど、多分両方なんだろうなと今日思って、多分それは正しいんだろうな。
__
こうやって時間をかけて段々わかっていくことがあるなんていうことも知らなかった。
__
それは悪くない経験だと思うし、こういう発見は続くんだろう。共に成長して行こう。
__
きみによって悲しみも喜びも僕はすごく増えた。
__
いや、そのストックがすごく増えたまま走り続けることになったのは自分の意図ではないとはいえ、いい経験になっているから感謝している。
__
僕はもう覚悟は出来ているから、自分が出来るだけ音楽を作る。
__
何が起きるのか自分でも予想がつかないけど、みていて欲しいと思う。
__
いつも、なんでこんなに面白いことになるまで待てなかったんだよ!と思うのと、きみのおかげでこんなに色々なものが作れるようになったよというのと、こんなもんじゃないから次も聴いてくれというのが混ざった感情を抱えながら面白いこともくだらないことも色々やっている。
__
すごく気持ちは複雑だけど、僕は僕が知らないところまで行くから楽しみにしててくれ。
__
きみと作ったATAK000のリイシューは間に合わなかったけどきみの誕生日には必ず間に合わせるから待っててほしい。
__
ではね。また。

2011-06-18

maria’s day.

2011-06-16

しかしここを書くのが困難なのはtwitterもあるけど雑誌で膨大に書いたりインタビュー受けたり校正したりしてるからなのです。
__
どれも面白い記事になっているので読んでみてください。
__
ちなみに現在発売中で出ているのは
BRUTUS、ケトル、広告、WIRED、現代思想、SWITCH、装苑、ユリイカで
__
これから出るのであろうは
現代詩手帖、宇川直宏さんの単行本、ハニカムのインタビュー、ABCブックフェス選書という感じでいす。
__
6月でいくつかのプロジェクトが終わって7月は再始動、アルバムも出します。

2011-04-19

MASSIVE LIFE FLOWはじまりました。
__
26日まで毎日13~18時までここを見てもらえれば僕が仕事してる様子が見れます。
http://www.gallery-koko.com/

よろしくーーー

2011-04-12

3月にパリでやったfilmachineの巡回でフランスの北部リールという街に来ています。
__
パリのときは大変だったけど巡回なのでそれほど困難もなく比較的のんびりしてます。
__
会場は広大というのがしっくりくらい大きな元々駅だった廃墟というか工場跡地で、この展示は8月まで続くんです。
__
夏にヨーロッパでコンサートツアーをやるかもしれないからまた来ることになるかも。
__
帰国したらすぐにギャラリーここで「MASSIVE LIFE FLOW」っていうあたらしいインスタレーションも始まります。これについてはまた今度!

sound installation
filmachine(2006) Keiichiro Shibuya+Takashi Ikegami in France

Festival PARANOIA

期間:4/13(水)〜8/14(日)
会場:Gare Saint Sauveur 
   Boulevard Jean-Baptiste Lebas, Lille
案内:03 28 52 30 00/www.lille3000.com
入場無料
水曜〜日曜:12:00〜19:00

あ、最近なぜか買った写真集。すごくCP良し。
ポンピドウーの本屋だと5000円くらいしたんだけど日本のamazonのほうが安くてびっくりした。
ミニマルアートの良いところだけ見えてくるw

2011-03-29

ひさしぶりです。

フランスに行って帰ってきたら日本は違う世界になっていた。
今の気持ちを表す言葉がない。

具体的に家族や家をなくされた方の気持ちを考えると言葉というか心が遠くなる。
しかしこの気持ちも感情もどこにも届かない。

そして気づくのが遅かったということを知るのだが、これを乗り越えたときに日本は、というか日本に住んでいる人間は強くなるだろう。
それを想像したい。

しかし乗り越えるには筋力が必要だ。
それには今やっていること、思いついたことを放棄するべきではない。
僕が出来ることは本当に微々たるものだが、しかしその中でも有効なことがしたい。
それが何かは分らないけど動いている中で見つけることを僕は知っている。
逆に言うと知っているのはそこまでだから、僕たちは想像し、動き続けるしかない。

みんな、がんばろう。

渋谷慶一郎(ATAK)

__

It’s been a long time since last update.

Coming back from France, I discovered Japan was completely changed.
I have no word to express my present feelings.

Thinking about the victims who lost their family or home,
my words, or rather my heart leave me.
But neither this impression nor this emotion reach anywhere.

Only then did I recognize that when we overcome these difficulties,
Japan, or rather the people who live in Japan will become stronger.
I want to imagine that.

However we need strength to move on.
Therefore, we should not give up what we are doing and what we think now.
I cannot do much, but I want to do it as effectively as possible.
Although I don’t yet know what my task is,
I know I will find it in time as I continue forward.
In other words, since we only know so much,
we have no other choice than to imagine as we move on.

We’re in this together.

Keiichiro Shibuya (ATAK)

2011-03-06

3/6から3/14までパリに滞在しています。
__
Créteil駅のMaison des Arts Place Salvador Allendeで行われるEXITフェスティバルにfilmachineが招待されていて、展示と発表を行うという感じです。
www.maccreteil.com
__
一応、filmachineってこれね。
http://atak.jp/installation/filmachine
__
で、今回急遽決まったのがfilmachineのライブバージョンの発表で、これは滞在中に制作して3/10,11,12の21:30から毎日発表することになっています。
__
ライブバージョンと言ってもステージに上がってラップトップで演奏してというのではなくて
__
filmachineの24.2chの装置の中にお客さんを入れるだけ入れて座らせ
__
完全暗転にして聴かせるというもので、作品としてはfixされた20分程度のものになるでしょう。
__
なるでしょう、というのはこれ3/8,9で制作するからなのですが:D
__
かなり大胆に手を入れたremixとも言えるかもしれない。
__
オープニングは3/10の18:30からでライブバージョンの初演は同日21:30から。僕はその日は確実に会場にいるので、パリ在住もしくは滞在中のみなさまぜひぜひいらしてくださいっ
__
詳細はここが分りやすいかも。
http://on.fb.me/edFMph