2005 01 20

01 20

11時起床。13時から仕事部屋のピアノの調律。
僕がピアノを買った時からお世話になっている調律師は大豆生田さんというマクロビオティックのような名前でオオマミュウダさんと読む。非常に腕が良くて柔軟でコンサートのときとか何度彼に助けられたか分からない。地下のクラブにグランドピアノ入れてもらって1時間で調律してもらって、とかあったしなー。

で、今日もなんだけど最近、「調律しているときの音を超高感度マイクで録ったら面白いだろうな」ということを思いついてどうしても録音したくなったんですね。もちろんピアノの状態もあまり弾いてないとはいえ相当悪かったから調律は必要だったんだけど、録音も同時にかなり面白そうなので訳を話してなるべく早めに調律しに来てくれーというメールを送ったのです。というわけで今日はオオマミュウダさんがピアノの蓋を全部開けてカキーンカコーンとか調律しているときに超高感度マイクをピアノの中の銅板のようなところとか振動している弦に置いてコンピュータに録音しました。非常に金属的な面白い音。少し口琴にも似ているんだけど残響がすごくある。

終了後、家で一緒に食事しながら雑談。

その後、mariaとレナちゃんと一緒にcherの展示会へ。社長の山崎さん(社長の山崎さん。と書くとオッサンしか浮かばない、というか僕の回りの社長の山崎さんあと二人いて両方とも逆ベクトルで非常に男らしい男。なのだがcherの山崎さんはカワイらしい女性です)と久しぶりに再会。食事しようとかずっと言ってるんだけどなかなか時間がなくて会えなかったのでmariaとレナちゃんが服を見てる間も色々話す。途中、仕事電話長めのが一件入って色々ネゴシ。

んで、その後エバラ君も合流して中目黒からタクシーでICC「アート・ミーツ・メディア/知覚の冒険」内覧会へ。考えてみたら今までここの内覧会の食事というものを食べたことがないくらいいつもギリギリに入ってたんだけど今日は早めに着いたのでまず食事。さやかも合流。たくさんの友達に会う。

作品ではラファエル・ロサノ=ヘメル「Frequency and Volume–Relational Architecture 9」が出色(僕はYCAMのオープニングに行ってないので初見)。これ、人数多いときに聴いてみたい(トラッキングしている人の影の横軸で周波数、影の大きさで音量が変化するインタラクションなんだけどレナちゃんはマツケンサンバ踊ってました)。MIDIでボリュームをミキサーに送っていたのが意外。他に印象に残ったのはグレゴリー・バーサミアン「Juggler」、池田亮司「db」のホワイトルーム。その後、家に戻ってエバラ君とミーティング。終了後、一緒に梅酒を飲みながら音楽を聴く。